未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

今年は「音」関連を購入し、「音」環境をアップデート

今週のお題「買ってよかった2021」

 

ネックスピーカー SHARP AN-SS2

タブレットスマホでTV番組や動画が見れるのは本当便利になったものだ。

しかし家族と一緒にいるリビングで見る場合、イヤホンを使っているが声をかけられても気づかない問題があった。そこで購入したのはこちらの首にかけるスピーカー。

これならば耳をふさがないので呼びかけに対応できるし、音漏れはするが周りで聞いても不快感がない。また、意外と重さも気にならず、つけたまま忘れてて風呂場で気づくなんてこともあった。結構便利である。

ただし、こちらマイクもついているので仕事のWeb会議でも何度か試したが、自分の顔の相性との問題なのか声が小さい不評だったたことが残念だ。

それでも耳のあたりがフリーになるという点で窮屈感もなく、気軽に使えるということで重宝しています。

 

ワイヤレスイヤホン OPPO  Ecno W51

以前からBluetoothワイヤレスイヤホンは気になっていたが機能的には普通の有線イヤホンで事足りていた。しかし、妻が買った製品を見て欲しかったのを思い出し、まだ割引キャンペーンをやっていたのでつい買ってしまいました。

ネックスピーカーも買ったのですが外で使えないのと、大きくこだわってはいませんが音質を考えるとやはり耳の穴にしっかり入るイヤホンはいいですね。

フィッティングも悪くなく、重くもなく。音質も自分的には問題なく、ノイズキャンセリングもしっかり効きますし、6,000円台としては申し分ないです。そして当然ながら優先と違いコードが絡む煩わしさから解放されるのがいいですね。

 

Bose テレビスピーカー

アニメ「ダイの大冒険」のバーンの低い声が聞き取りにくく、音量をそのときだけに上げるのは不便だという愚痴がでました。我が家には2台のテレビがあり1台にはサウンドバーを付けていてそちらならば問題ないが自分のテレワーク部屋のテレビのため使える時間が制限されるという課題がありました。

そこで思い切って2代目の某電気屋サウンドバーを1代目より高い27,800円(+ポイント10%)で購入。こちらの良い点は幅が約60cm。32型テレビを置いているラックにちょうど良い大きさであること。音質は安定のBoseサウンド。低音が響くアクションものはもちろん普通のドラマでも人の声の聞き取りやすくていいです。

テレビとはHDMI(ARC)ケーブルで接続。スピーカー側の電源ON/OFFや音量の上げ下げ操作がテレビ側と完全連動していて便利ですね。(1代目のサウンドバーはテレビが古くてARCに対応していなかったので毎回の電源入り切りが面倒でした)

 

ということで元々音楽を再生する装置はあるので必須ではないのですが、そんなところにお金をかけると生活そのものが少しアップデートする感じがして良かったです。

来年は何をアップデートするかな。

神奈川県の珍しい町名・大字

今回は昔の仕事でお世話になっていた「住所」について。

 

日本の住所で市区町村の次に来る町名大字(おおあざ)で一番多いのは「本町」で、その他、栄町や新町などが上位に来ます。

一方、これら町名や大字は郵政省で正式に認められているにも関わらず、これが本当に使われているの?というが結構あります。

今回は神奈川県の町名や大字で珍しいものを集めてみました。

 

夜光(川崎市川崎区)

読み方はやこう。ここは川崎の臨海工業地帯のエリアでほぼ工場しかありませんが、その工場の美しい夜景が有名ではとバスの見学ツアーの目的地にもなっているところです。どうやら、SEKAI NO OWARIの名曲「スターライトパレード」はここの夜景を見て思いついたとか。

この「夜光」の由来ですが夜景が綺麗だからというわけではなく、平安時代、光る夜の海から高僧の彫った弘法大師像を引き上げたという伝説があり、像が上がった海の周辺は「夜光島」として呼ばれるようになり、現在の町名につながっているとか。

ちなみにこの引き上げた像を祀っているのが平間寺、つまり川崎大師だそうです。

www.youtube.com

 

みなとみらい(横浜市西区)

観光スポットで有名な「みなとみらい」ですが、こちらは通称ではなく正式な住所名なんです。全て平仮名というのは結構ありますが、これだけ長いのは珍しいほうですね。

由来は1989年の横浜博覧会以降、本格的に進められた都市開発計画「横浜みなとみらい21」から来ています。

 

ハイランド(横須賀市)

次は全てカタカナの地名。ハイランドと言うと富士急ハイランドのようなアミューズメントパークのようなイメージがありますが普通の住宅地です。山林を切り開き「湘南ハイランド」というブランドの住宅地として売り出したそうで1975年にこの地名になったそうで、Wikipediaによると日本で初めての片仮名の地名だとか。

富士山、房総半島、伊豆大島などの眺望が楽しめ、ゴルフの打ちっぱなし、テニスコート、プールがあるハイランドスポーツセンターもエリア内にある、ちょっとリッチな住宅地だそうです。

ちなみに横須賀市にはグリーンハイツというカタカナ地名もあったりします。

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タコとシャケ(小田原市多古海老名市社家)

漢字は地名としてありそうなものですが地名の読み仮名としてはファンキーですね。

社家はJR相模線の駅名にも使われているので鉄道に詳しい人は知っているかも。

ちなみに相模原市緑区「三井」は「みつい」ではなく「みい」と呼ぶそうです。

これもファンキーかも。

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丸の内はショッピング、観光スポット?

前回の東京駅散歩続き。

 

再び丸の内へ。こちらは東京駅に隣接する丸の内オアゾ

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中は吹き抜けになっていて気持ち良いです。

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こちらのビルには書店「丸善」の本店があります。1階から4階まである大きな本屋です。これが出来たのは2004年。それまで東京へ来た時に立ち寄る本屋は新宿の紀伊國屋書店か神保町の三省堂書店でしたが、地方への乗り換えの中心駅である東京駅そばにできたのは本当ありがたいですね。(八重洲ブックセンターの存在を知らなかったというのもありますが)

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そして、こちら新丸ビルの隣の「丸ビル」、「丸の内ビルディング」です。

こちらも新丸ビル同様、上はオフィスですが下はショッピングモールになっています。

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夏に行ったときは窓ガラスに何かのペイントが施されていました。f:id:dad_aslan:20211214192134j:plain

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そして12月の訪問時はハリーポッターのクリスマスツリーが飾られていました。

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こちらの6階は新丸ビルのように休憩できるスポットではないですが、オープンエリアで外を眺めることができます。

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息子も真剣に東京駅を眺めています。

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そして右手には「KITTE丸の内」というショッピングモールが見えます。

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こちらは元は東京中央郵便局。2012年にJPタワーというショッピングモールの入ったオフィスビルに建て替え、日本工業倶楽部会館同様、モールに当たる下の建物は旧東京中央郵便局舎を補強して保存しています。

それにしても丸の内と言えばオフィスというイメージが強かったですがここ20年くらいですっかり観光、ショッピングスポットのイメージも強くなりましたね。

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もちろん郵便局としても残ってますので、ショッピングモールだけど入り口はこのマークの看板があります。

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このモール内には液晶ディスプレイ付きの郵便ポストがあります。

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今年1円切手に採用された日本郵便のマスコット「ぽすくま」の像もあります。

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こちらのクリスマス飾りはツリーをイメージした三角のオブジェと雪に見立てた白い和紙を吊り下げたイルミネーションでした。

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こちらの6階屋上にはKITTEガーデンというオープン広場があります。

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ここからは横からの東京駅駅舎だけでなく、電車が走る姿も見れます。

山手線、京浜東北線他、東海道新幹線や頭だけですが東北新幹線はやぶさも見えたりして、子供に大人気のスポットです。ここは座れる無料の休憩エリアなので、地方から来て新幹線出発まで時間があるときの暇つぶしに便利です。

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こちらはKITTE丸の内の南側にある三菱UFJ銀行の本店です。

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そしてこちらは丸の内パークビルディング。三菱商事の本店が入ってますね。

それにしても不動産的には三越本店やCOREDOのショッピングモールがある日本橋エリアは三井王国ですが、オアゾ、KITTE、丸ビル、新丸ビル三菱地所。丸の内エリアは三菱王国という感じですね。

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こちらは三菱一号館美術館

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煉瓦造りの趣きのある建物ですが、この建物内にあるカフェが人気のようでこの日も多くの人が並んでいました。

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なお、ここは呪術廻戦第二クールオープニング(VIVID VICE)のこの背景のモデルとして使われている噂があります。

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(TOHO Animation公式チャンネルのYoutube動画より)

 

今回4記事にわたって東京駅周辺の散歩を紹介しましたが高層ビルが立ち並び、日本のビジネスの中心という感じがする一方、太平洋戦争後の高度経済成長とは異なる別の勢いで発展した明治・大正の近代日本を垣間見ることができるのは面白いですね。

やはり日本の駅の最高峰ですね、東京駅は。

前回の大手町・丸の内散歩続き。

大手町エリアから5分も歩けば日本で一番有名な駅、東京駅の目の前に出ます。

ここは行幸通りと呼ばれる道路。とんでもなく広い歩道です。この写真は6月の緊急事態宣言明けで特に人が少ないときでしたが、今でも銀座や新宿に比べれば人が少ないので。人が多い東京観光で疲れたときはここに来るのはお薦めです。

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ちなみに振り向くと皇居(奥の緑部分)があります。

こちらは12月の写真でウェディングドレスの写真撮影してました。

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東京オリンピック前に大規模な改修工事が行われて駅舎の前に大きな穴が開いていたのですが、今はすっかり綺麗になっています。

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東京駅開業は1914年。この丸の内駅舎の建物はその創建当時の姿を復元、国の重要文化財に指定されています。

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ここだけ切り取ると欧州の街にいるような錯覚を感じますね。

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こちらは南ドーム。

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個人的に会社の晴海オフィスに行くとき、時々ここからバスに乗り換えます。と言っても普段は在宅ワークで、しかも有楽町駅からバスに乗ることも多いので滅多に使わないのですが、ここを通るたびに自分は東京で仕事をしているんだと毎回感動しますね。

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中はこんな感じです。日本でも指折りの雰囲気のある駅ですね。

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目的地は札幌、仙台、金沢、大阪、博多、、、つまり、ここから北海道、東北、北陸、関西、九州に繋がっているということですね。

この発車掲示板を見るだけでもワクワクします。

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天井の細工も細かいですね。

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丸いのは干支のレリーフですが、なぜか東西南北を示す子、卯、午、酉の4個を除く8個しかないとか。どうやら風水の理論で鬼門封じのために配置、デザイン上8個にしたく必要性が低い東西南北の4個は配置しなかったらしい。残りの4個は佐賀県の武雄温泉にあるそうだが、佐賀県と東京都を結ぶ東西のラインでバランスをとったとか。確かに東京と佐賀を直線で結ぶと、名古屋や大阪を通っていきますね。

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こちらは以前新丸ビルから撮影した北ドーム。ここからだと見下ろす視点でドームを見ることができます。

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こちらは東京駅構内地下の待合室にある展示物。

50代上には懐かしい寝台特急ブルートレインのあさかぜ、富士、さくらのヘッドマーク(電車の先頭につけるプレート)ですね。

あさかぜは下関、富士は西鹿児島、さくらは長崎とを結んでいました。個人的には小学校ころ、校舎4階音楽室の窓から2kmくらい先にある小高い丘を走るブルートレインを見ることができ、1時間目の授業終了後の休み時間に見に行った思い出が蘇りますね。

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(おまけ)

ここからは数年前に子供と一緒に東京駅で新幹線見学に行った時の写真です。

東海道新幹線のぞみ700系。

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こちらは秋田新幹線こまち。自分のアイコンにも使っている写真です。

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最近引退したE4系

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山形新幹線つばさのE3系。個人的には銀の車体のほうが好きでした。

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上越北陸新幹線E7系

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東北新幹線E5系

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E3系E5系の連結。

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(つづく)

分岐点は40代。サラリーマンか?フリーランスか?

フリーとは自由という意味だが束縛、制約がないともとれる。

 

サラリーマンであれば上司や社則を始めとする会社側が作った山のようにある各種ルールから大きく束縛、制約されるがフリーランスではどうだろうか? やはり契約先がいる以上束縛、制約はついてまわるだろう。では、会社のトップならば自由かと言うと取引先の企業や一般に売る市販製品でも消費者からの要求には答えなければならないので自由とは言えないだろう。

 

さらに誰とも会わず、自給自足で生きて行けば自由になれるだろうか? しかし、今度は畑を耕すにしても、狩りをするにしても自然という大きな制約の中で生きてからなければならないので、やはり自由とは言えないだろう。

 

つまり、自由というのは独裁者の王様でもならない限り得られないのだろう。

 

ただ、自由かそうでないか、1か0かならばそんな結論になるけど、どれくらい自由かという「量」の観点ならば仕事や立場によって大きく変わりますね。やはり、社長であれば取引先に対しては自由が減るものの、上司からの束縛はないし(大株主とか謎の会長とか別のものはいますが)、仕事の進め方は自分の裁量で決めることができ、社内ルールも大した意味がないものならば守らなくても文句は言われません。一社員と比べれば自由にできる量(項目)が断然多いですね。

 

また、自給自足の人は法律さえ守ればそれ以上のルールはなく、人付き合いから解放され、自由度はかなりアップします。一方、先ほども述べたように害虫が発生すれば農作物が全滅したり、天候不順が続いて漁に出れなかったりと一般的なサラリーマンと比較すれば自然による大きな制約を受けることになります。サラリーマンは天候不順で給料が減るなんてことは普通ないですからね。

 

このことから「自由」は量という観点だけではなく、「何から制約を受けるか」という観点でも人によって、役職や仕事のスタイルによって大きく変わるということですね。

 

では、同じような仕事をしているサラリーマンとフリーランスを自由について比べるとどうだろうか? 上司≒取引先な感じはあるし、フリーランスでも仕事のルールが細かく提示されることもある。そういう意味ではそれほど変わらないが、契約で明文化していない部分では反論することもできる。また、フリーランスを雇うまたは仕事依頼する人は自分の部下の仕事量に鈍感でも、支払うお金に即影響するフリーランスの仕事量には敏感なので、このルールの無駄な作業は止めませんかというフリーランス側の提案を比較的素直に受け入れたりしてくれます。

 

もちろん、サラリーマンは長期雇用が望めるので将来に関する経済的制約はフリーランスより緩和されるメリットがあります。住宅ローンは長年にわたる実績があれば別ですがサラリーマンに比べるとフリーランスで審査パスするのはなかなか難しいですね。

 

という感じで自由という観点でサラリーマンとフリーランスを比較すると各々一長一短ありますのでどちらが良いとは一概には言えませんが。

 

しかし、自分は50代で直前で行いましたが、できれば40代になったら一度自分のスキルや人生観、スタイルを改めて見つめてみて、サラリーマンを続けるか、フリーランスになるかの今後のキャリア計画を考えることをお勧めします。

 

ちなみに自分は辞職後、再びサラリーマンになりましたがベンチャー企業を選びました。将来性という点ではフリーランス同様デメリットになりますが、それよりもこちらの自由の翼(?)を持つベンチャー企業を選びました。自分も含めて会社がどこに飛んでいくか全然わかりませんが、今とても面白く仕事をしています。

 

40過ぎても残り30年はありそうな仕事人生。

一度立ち止まって考えてみませんか?

忘れたいことを考えたら既に忘れていた50代

今週のお題「忘れたいこと」

 

50歳過ぎると忘れたいことよりも思い出せないことが多くなる。

1年2年前くらいに面白かったドラマや活躍芸能人の名前とか忘れちゃいますね。

一方、昔のテレビの番組名や一発屋芸人は意外と覚えていたりする。

つまり、最近の物は忘れやすいというより、ちゃんと記憶していないというだけかも。

年のせいもあるが、ググれば出てくる。しかもPCに向かわなくても手元のスマホで。

モノを覚えなくなりますね。

 

そういえば電話番号もなかなか覚えない。自分の携帯番号も怪しい時がある。

確かに数字を押してかけることはないですからね。

母親の実家やよくうちに来てた叔母さんの家の電話番号は未だに覚えているが。

 

そう言えばお題の忘れたいことですが、今年1年振り返ると忘れたいことは既に忘れていましたね。昨年3月末に早期退職プログラムで20年勤めた会社を辞職。一カ月のブランクで幸運なことに転職成功。しかし、残念ながら黒系灰色企業で昨年末くらいからだいぶストレスを貯めてました。そして4月に次を目指そうと一念発起。すると良いタイミングで今の会社から声がかかり、6月に転職。先日、6カ月の試用期間が完了し、晴れて正式社員になったところです。

 

そう考えると2021年前半はいろいろ重いことがありましたが、その事実は憶えているのですが感情的なものはすっかり忘れていました。案外とこのブログで記事にした時点で感情の方はだいぶ昇華できたのかもしれませんね。大変な事も客観的に見ることができればブログのネタのひとつと考えることができれば、だいぶ救われますから。

 

ということで結果的に忘年会的な今年1年で忘れたいことというのはもうありませんが、あえて今忘れたいことと言えば自分の「体の年齢」ですかね。「心の年齢」はまだ若いつもりですが体がついてこないです。正確に言うと「気力」も減ってきているかも。若いのは「心」というより「精神」。つまり精神年齢がまだ〇〇ということ?

 

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日本の摩天楼「丸の内」散歩

前回の茅場町・日本橋・大手町散歩続き。

 

読売新聞本社から日比谷通りを南に進むと永代通りと交差する大手町交差点があります。この東京は江戸時代、将軍が住んでいた江戸城を中心に発展。その江戸城の表門=大手門の前であった大手町は正に東京発展の中心地とも言えますね。そんなことで、日本のメガバンクのひとつである三井住友銀行の本店ビルもこの地にあったります。

ただし、厳密に言うと大手町交差点の南側は住所的には丸の内ですが。

といっても「丸の内」という地名も江戸城の堀の内側、元々有力な大名たちの屋敷があったエリアで重要な地であったことは間違いありません。

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この交差点対角には何かの石碑があり歴史的に重要な記念碑かと確認したら、それは「日本歯科大学発祥の地」の碑でした。

日本歯科大学東京歯科大学日本大学と並んで歯学部御三家といわれるているそうですが、別に日本で初めての歯科大学というわけではないようで、ここは単純に「日本歯科大学」の発祥の地みたいです。現在、日本歯科大学は麹町に引っ越していますが、この地価の高い大手町に記念碑を残すとは余程強い思いがあったんでしょうね。なお、日本歯科大学は歯科関連で短大や博物館などがあり、歯科大学としては世界最大だとか。

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そこから永代通りを東に進む丸の内永楽ビルディングがあります。こちらには三菱東京UFJ銀行三菱UFJ信託銀行(新丸の内支店)、そして三井住友信託銀行(本店)が同居してます。三菱系外の三井系も含まれている3銀行、しかも三井住友信託銀行は本店というのはスゴイですね。

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ビルの下にはこんな「さわり大黒」の像があります。3銀行が丸く収まっているということなのか、こちらも丸くなっています。

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この通りは大名小路。ここから東京駅方面を眺めるとこんな感じです。

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広い車道に広い舗道。そして高いビルディング。

日本とは思えない風景ですね。まさに大都会東京の中心地。

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その南側には三菱UFJ信託銀行の本店があります、、、!

隣のビルに新丸の内支店があったのに。

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ここは電話交換創始の地だそうです。と言っても電話交換と言っても若い人にはわからないかも。50代のオジサンでも見たことはないですが、昔電話をかける場合、受話器を上げる(これも死語)と交換局にいる交換手に繋がり、電話番号を伝えると交換手が手動で相手の電話に繋ぐ作業を行い、やっと相手と通話できるというものでした。

ちなみに、当時、交換手は女性の人気職業だったそうです。

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こちらのビルは元は1920年に建てられた日本工業倶楽部会館の建物で、国の登録有形文化財になっています。しかし、実はこの5階部分は昔の形のままでその上には高層ビルが建っています。

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この下は大正の煉瓦造り、上は平成の高層ビルという珍しい建物の隣にあるのは

新丸の内ビルディング、通称「新丸ビル」です。

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こちらは南側から見た新丸ビルBEAMSの文字が良いアクセントになっています。

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こちらは6月に来た時の写真ですがこのビルの7階はテラスになっていて、飲食物の持ち込みはできませんが無料で休憩できます。

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ここからベンチでのんびりと東京駅全体を眺めることができます。

また、夏だとそこに植えられている木がブロッコリーのようですね。

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こちらは7階まではショッピングモールやレストランですが、室内の明治大正期のモダンな内装を見るだけでも価値があります。

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なんか非日常体験できる日本の摩天楼「丸の内」ですね。

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(つづく)