未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)敬語AIアシストメーラ

2021年の妄想ブログ:
 
中学生のころ、英語の三単現の"s"は何て面倒くさいんだと良く思った。過去形も"ed"をつける単純なものから、"get"-"got"とか"go"-"went"とか不規則なものまで様々だし。
 
しかし、改めて考えると英語より日本語のほうが難しいルールが多い特に敬語。尊敬語、謙譲語、丁寧語の概念はややこしいですね。敬語を上手にしゃべる外国人は本当尊敬します。
 
日本語文章の校正ツールはかなり昔からあるが、ここ最近話題になっている「敬語AIアシストメーラ」はかなり優秀らしい。その名の通り、日本語のビジネス文章テキストを入力するとAIで敬語を考慮した変換候補を表示してくれるメール編集アプリだ。
 
このサービスの特筆すべき点は2点。
 
  1. 宛先やメアドの情報(所属など)から人物関係を整理した上で、尊敬対象と身内に分類し、登場人物リストを表示する機能を有する
  2. 過去の文章や人物関係リストを保存、学習。動詞部分を入力すると、主語の人物に合わせて尊敬語か謙譲語かを判断、候補表示する機能を有する
 
1の機能に関しては、何度か試したが、社内向けか、社外向けかで同じ人物でも尊敬対象と身内かを適切に判断できるとか優れものである。その他、尊敬対象者にかかるテキストを青色、後者にかかるテキストを緑色で表現する機能もあり、自己チェックするのにも便利だ。
 
ちなみに個人的に、一番のお気に入りは宛先から、渡辺、渡邊、渡部など同音異字の苗字も適切な漢字候補を表示したり、最終チェックで不適切な氏名の漢字があると、警告してくれる機能だ。これは本当役に立っています。
 
しかし、同じ課内の同じ苗字のメンバーの区別はさすがにできないようです。文面の話題からアプリ設計技術ならば「渡邊さん、サーバ構築技術ならば「渡部さんみたいに判定してくれると、さらに良いですが、あと5年か10年はくらいはかかりそうですね。