2030年の妄想ブログ:
以前、サラリーマンの仕事のAI化についての記事を書いたが、さらに、ここ数年でそれは加速し、企業全体の3割に及ぶ係長、課長クラスの管理業務もAIに置き換わったとか。また、置き換わらないまでも6割で各種判断のサポートツールとしてAIを導入しているとか。
上司としてのアドバイスや技術レビューなどの業務までは対応できていないようですが、確かに、管理業務そのものならば、売り上げや開発進捗などの各情報が電子入力されていれば可能ですね。
この結果、経営層や上位の部長クラスを除き、管理職の給料はかなり下がりました。膨大な学習データに基づくAIの判断のほうが、AI以前に管理職をしていた人間の70%より適切な判断をしたという調査があるそうで、確かに仕方ないのかもしれません。
一方、平のサラリーマンでも、同僚にアドバイスや技術レビューできるスキルを持つ社員の給料は、ちゃんと上がるようになりました。上げないと、そのスキルを有料記事として一般論と称して公開したりするので、「口止め料」込みで「スキル手当て」を加算しているそうです。
このような給料体系は、やっと、日本も欧米に追いついたようです。無駄に深い階層で、大量にいた管理職が減った分の給料の原資を、適切な人に回すことができるようになったのですね。
あと、30年若かったら、その恩恵にあずかることができたのに。(とはいうものの、今の最新の技術についていけるか、自信はないですが。。。)