80-90年代のパソコンにあって、現在のパソコンにないもの。それは、キーボードの「タップ音」
昔のパソコンはキーを押すと、スピーカーから"プツッ"という電子音(タップ音)が出ていました。
キーボードを打った時の音は、耳で打ったかどうかが判断できるということで重要らしいのですが、おそらく、今のキーボードと違い昔のキーボードは、物理的な打音があまりしなかったので、わざわざ電子再生していたのだと思われます。
そして、現在の物理的な打音とこの電子再生のタップ音は、同じキーを指を離さず、押し続けたときに差が生じます。前者は当然ながら最初の1回しか音が出ませんが、後者は"プツップツップツップツップツップツップツップツップツッ..."と音が鳴り続けます。
このため、お昼過ぎの会社でパソコン操作中に居眠りして、誤ってキーを押し続けた結果、"プツップツップツップツップツップツップツップツップツッ..."と音が鳴って、焦って目を覚ます。そして、周りを見ると、ニヤニヤしている同僚たち。という感じで、恥ずかしい思いをしている人をよく見かけました。(もちろん、自分もやったことがあります。)
ちなみに、このとき押している文字は"n"が多かったと記憶しています。
なお、今、居眠りしている人はキーボードに手を置いた状態ではなく、マウス操作した状態の人が多いので、昔よりバレにくいのかもしれません。
今の新人は良かったですね。(?)