2022年の妄想ブログ:
最近の人材採用に「AI」が欠かせないものとなりました。
数年前からAIを選考に使っている会社はあったのですが、最近話題になっているのは、この3つの判断システムのようです。
一つ目は履歴書の真偽判断。
- 履歴書の記載が自筆なのか、コピペなのか。
- 中途入社の場合、前職の記載が本当かどうか。
- 学生時代の活動を盛っていないか。
など、各種SNSや人事採用専用DBを参考に真偽をAIで判断しているようだ。
二つ目は応募者が反社会的勢力ではないかの判断。
これは応募者の氏名でネット検索してヒットしたSNSでの発言や繋がりなどからAI判断しているそうです。以前は、このような手法を行った場合、誤って同姓同名の別人がヒットして、誤った判断をすることが多かったのですが、最近はだいぶ精度があがり、精度が低いと判断した場合、判断保留と出力されるようになり、だいぶ改善だれたそうです。
三つ目は応募者が会社の風土とマッチするの判断。
履歴書の記載内容やSNSでの発言などを元に、自社の風土、雰囲気とマッチするかをAIで判断するそうです。この判断は定着率にも大きく関わるものなので、最近、特に注目されています。
なお、一つ目の履歴書のコピペかどうかの判断で、コピペでも創作活動や学術論文を扱う部門でなければ、むしろ適切な言葉で表現を検索できるスキルを持っているとも言えるので、必ずしも悪いほうに判断するわけではないそうです。
また、三つ目のAI判断は、会社の悪い風土、慣習を改善する場合にも使われるそうで、自社とマッチしない新しい風を呼び込む人材かどうかの判断にも使われるそうです。
個々の判断ではAIが使われるのですが、最終的にその結果をどう使うかは「人間」が判断しているようですね。