昭和の電話の使い方と言えば「177」の天気予報ですね。
今ならスマホを起動すればすぐ見れますが、昔は意外と見れませんでした。
テレビでも、今は夕方ならば画面隅に常時表示されていますが、昔は6:50とかピンポイントの時刻でニュースの天気コーナーを見る必要があり、見逃したりすると大変でしたね。
そんなときに重宝したのが177でした。
遠足や家族旅行の前日は夕刊の天気予報だけでは足りず、気になって、かけたものです。
雨降る中、177で明日の天気は晴れだと確認してホッとするも、気になって1時間後にもう一度かけたいと言って、親に叱られてました。
一方、時報の117も、デジタル腕時計の時刻合わせ目的で良く使いました。
今ならば、スマホも置時計もサーバーや電波による時刻補正で正確ですが、当時、家のどの時計も数分ずれているのが当たり前の時代でしたね。
正確な時報はNHKの夜7時のニュース前の時計でも確認できましたが、電話でいつでも確認できる117は便利でしたね。
177も117のいずれも市内通話料金10円。
駄菓子を買うような、ちょっとしたエンタメでしたね。