ヨーロッパの鉄道駅って、なにか日本と違う趣きがあります。
その理由のひとつは、日本の駅における常識と違う点が多いとことかも。
全ての欧州の国や駅ではないですが、以下のような特徴がありますね。
・改札がない。
地下鉄なんかは改札はありますが、長距離列車の駅は改札がないことが多いです。となると、他人事ながら不正乗車が気になりますが、車内の検札で不正を見つけたら、とんでもない金額を請求されるので、心配ないそうです。
・大きなターミナル駅では櫛形ホーム("ヨ"の字形)。
到着時は、下車してそのまま真っすぐ歩き、駅出口を出ると、そのまま「街」に入ります。長旅を終え、新しい地に来たと感じられる瞬間ですね。この感じが味わえる大きな駅は、日本では上野駅くらいでしょうか?
・ホーム全体が大きな建物の中にある。
日本ではホームだけに屋根が付いているケースが多いですが、複数のホーム全体がひとつ屋根の下にあるケースが多かったです。スペインのマドリード駅なんかは植物園のようでしたね。
・ホームが低い。
国や駅によって違いますが、高さは15cmから30cmというところが多いですね。
・発車ベルや案内放送などが無い。
人はいるので、ざわざわしているが、騒がしくないですね。
出発時は、音もなく、すーっと滑り出すように発車する感じが新鮮でした。
・歴史を感じる駅舎
日本でもデザインの優れた駅舎は多いですが、街の大教会にも負けない、歴史を感じる、荘厳な建物が多かったですね。
片道10時間近く乗る飛行機がたるいですが、たまにヨーロッパに行きたくなりますね。