2040年の妄想ブログ:
アメリカのロサンゼルスとサンフランシスコを結ぶ真空チューブを使った高速鉄道(実際は真空ではなく地上の1/3の気圧)。歴史は古く、19世紀には研究が始まっていたが、実用化されたのは10年前の2030年だ。
www.jmca.jp距離610kmを当初予定の30分で結ぶことはできなかったが、1時間で行けるようになった。
リニア新幹線がある日本では、さらに資金をつぎ込んで真空チューブの長距離鉄道を作るという構想はないが、首都圏の都市間移動への導入が検討され、つい最近、筑波に作られたテスト施設のお披露目会が開催された。
この構想では、気圧は地上の4/5程度ということで真空チューブというより、ただのパイプラインだ。そのパイプラインは現行の鉄道路線の地下に埋設され、さらに2都市間だけではなく、20以上の複数の都市を網目状の結ぶので、第二の地下鉄網という感じだ。
また、この構想では、走るのは列車ではなく、自動運転の電気自動車の定員30名のバスで、最大12台のバスが連結できるようになっている。(連結といっても、物理的に繋がるのではなく、30cm間隔で連なって走行するだけですが。)
このバスだが、最高時速はなんと360km/h。
所要時間は新宿駅-立川駅間27.2kmならば6分。JR中央線の中央特快でも23分かかっていたのが約1/4になるそうだ。
ちなみにバスには半立ち状態で座る椅子が用意されていて、立ち乗りのジェットコースターという感じだ。実際、お披露目会で乗車した人は、加速時にGをかなり感じるらしく、通勤用ジェットコースターだとコメントしていた。
これだと、20代以下だと楽しそうだが、40過ぎると少々きつそうですね。
それでも通勤時間が1/4とは言わないが半分になるならば使いたいかも。