ちょっと前のニュースだが、金沢市ではこんな取り組みをしているそうだ。
交差点や通学路に画像認識と音認識のセンサーユニットを設置し、そこを利用するクルマや人の動き、エンジンやブレーキ、人の声などの音を収集し、そのビッグデータを交通量や危険な事象の解析、研究を行う試みだそうだ。
また、ドイツのハンブルク市ではこんな2つのプロジェクトも。
ひとつめは、歩行者や自転車、二輪車との衝突の危険性をリアルタイムに警告するシステムの実験だそうだ。この記事では詳細まで記載されてないが、おそらく、各人のスマホの位置情報をサーバにアップして、他社の接近を感知したら警告するシステムと推測される。
もうひとつは、駐車場に関するもので、センサーで駐車の空きを感知したり、最寄りの駐車施設の誘導などのサービスに関するテストだそうだ。
いずれの取り組みも、それなりの規模での一般市民の協力が必要で、一大学、一企業だけで行うのは難しいが、自治体と一緒に取り組むことで、初めて実現できる実験プロジェクトですね。
おそらく、自治体にとっては、先端技術の調査に協力することは、その都市のイメージアップに繋がるという点でもメリットがあるのでしょうか?
また、今回の金沢市やハンブルク市のような、大都市ではないが、それなりの人口規模である中堅都市は、ある意味、偏りが少なく、実験サンプルとしてちょうど良いのかもしれませんね。