光学迷彩(熱光学迷彩)と言って思いつくのは、やはり攻殻機動隊ですね。
好きなアニメのベスト5に入ります。
先日、こんなニュースがありました。
実は、この記事の4年前にも光学迷彩のニュースがありました。
でも、このときは大規模な装置のため、機動性の面で攻殻機動隊の世界からは遠いものでした。しかし、今回のものはプラスチックの板状で、電源いらずで、持ち運びも可能。湾曲させることもできるということで、着用可能な衣服状に加工するのは難しいが、盾として利用するのは可能で、「戦闘オペレーション」における実用レベルは格段に上がり、かなり攻殻機動隊の世界に近づいたと言えそうです。
それにしても、記事の中で、この量子ステルスの特許は軍事目的にしか利用できないとありますが、こんなもので戦車のカバーやドローン兵器とか作られたりしたら、本当に怖い世界ですね。
一方で、ARグラスまたはARゴーグルが進化して、光だけでなく、熱源感知や音波のソナーで透明な兵器や迷彩服の兵士もAR表示できるようになるかもしれませんが。
とりあえず、軍事面以外に使えるならば、風光明媚なスポットにある無粋な電柱などの透明化に使ってほしいですね。