2020年の妄想ブログ:
最近、一部の大学で正式導入されているのが、教授、准教授の在宅勤務だ。
だいぶ前からサテライトセミナーなど、有名な予備校や塾のように通信による遠隔授業は行われていたが、授業以外でもゼミや研究室の学生指導や、教授が集まる一部の会議までも在宅勤務でOKになったのは画期的なようだ。
そもそも、大学の教授、准教授の仕事は、工学や物理、化学のような実験設備が必要な科目を除き、デスクワークが多いので、在宅勤務に向いていた。しかし、重鎮の教授たちの既成概念を突破するのに時間がかかったようで、今年になって、やっと一部の大学で実現できたようだ。
Slackなどのコミュニケーションツール導入も、機密漏洩などを理由に、上層部を説得するのに苦労したようだが、このおかげで学生指導も遠隔で容易になり、在宅勤務許可に拍車がかかったそうだ。やっと、世の中の潮流に乗ってきたようですね。
一方、在宅以外でも学会出席で地方や海外に行った時も授業ができるようになったので、昔のように簡単に休講できなくなったのは、学生も教授側も不満はあるようだが、一般の社会人から見たら当たり前の話なので、このあたりの感覚も一般人に追いつきつつあるのかもしれませんね。