未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

メーカーは売るためのモノを作って、初めてメーカーといえる

今週のお題「感謝したいこと」

 

15年以上前ですが、前の会社の当時の上司Aに感謝です。

以前の記事にも書きましたが、性格的にはメンバー全員からツッコミが入る「天然系ボケ」です。 

dad-aslan.hatenablog.com

しかし、そんな上司Aさんから、上の記事で書いた以外にも2つのことを学びました。

 

一つ目はモノづくり対する考え方。

当時、新製品の開発業務に携わっていましたが、自分の中では課題が多すぎて製品化への道筋が全然見えないときがありました。

そのとき、上司Aさんから

「メーカーは売るためのモノを作って、初めてメーカーといえる」

という趣旨のことを言われました。

そのときの課題は課題というより「こだわり」であって良いものを作るためにこだわることは 大事だが、消費者の手に届かなければゼロと同じだということを学びました。

この考えは、その後の自分の技術者人生に大きな影響を与え、自分のポリシーの一つにもなっています。

 

二つ目は管理職としての役割に対する考え方。

当時、技術者の上司というか管理職は部下よりも高い技術を持ち、メンバーを統括すべきと考えていました。しかし、上司Aさんはどのメンバーより技術は低く、メンバーに好き勝手にやらせていました。

そのときはそんなやり方でいいのかと思っていましたが自分が管理する側に回ると、技術はある程度のラインを超えると、高い、低いの問題ではなく方向性の違いであって、これらを無理に矯正するとチグハグな結果になることがあるので、ある程度メンバーに好き勝手やらせる方法が有効であることを知りました。

もちろん、企業なので管理職としてはそれだけではNGで、ゴールから大きく外れないように修正するとか、困っているときは援助するとか、トラブルの外部調整時は壁になるとか後方支援としてサポートすることも上司Aさんから学びました。

 

今、考えるといろいろ学ぶことができ感謝していますが、当時は月曜朝に「体調悪いから休む」と電話したバックに浦安市の某施設で聞く曲が流れたりとか、いろいろやらかしたりしていたので、反面教師的な存在でしたね。

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今週のお題「感謝したいこと」

日本だと馴染みが薄いけど、アメリカだとサンクスギビングデー(感謝祭)は11月第四木曜日。そして、金土日と4連休になるのだけど、アメリカの会社と仕事をしていたとき、それを知らなくてスケジュール調整が大変だったことを思い出した。

さらにクリスマスの時期は仕事にならなかったですね。

あちらが職場復帰するころ、日本は年末年始休暇に入るし。。。