ちょっと前の記事ですが、考え方に共感したので紹介します。
r25.jpここでのポイントは「仕事力は仮説力」、情報収集、分析よりも先ず、自分の頭で仮説を立て進める人のほうが仕事が早いということです。(企業戦略や企画の仕事を想定していて、少々業務は限定されますが)
こんなことを言うと、調べもしない、何も知らない人間に何が提案できる?と反論する人もいそうですが、当然、最低限のことは調べるでしょう。その上でさらなる調査にパワーを割くより、先ずわかったことから仮説を立て、その仮説が適切か追加調査を行い、その工程で間違いに気づいたら即仮説を見直すことで、短時間で良い提案を行うことができる。そんな考えです。
もちろん、知識や経験、情報の整理力、情報の抽象化などの基礎能力がないと難しいことで、万人ができるわけではないでしょうが、アプローチとして個人的に共感します。
一方で(ほとんど愚痴になってしまいますが)、この提案を評価する側で調査の出典元、調査にかかった時間、提案の過去実績ばかりを気にして、仮説の内容を全く理解しようとはせず、ダメだしする人たちにはウンザリますね。
ある人に言わせると、教科書に載っているものや過去実績と照合することはできるが、新しい内容の仮説を想像、理解、評価する力はないので、仕方ないらしいですが。
それでも、あえて言おう、老害よ去れ。(自分もオジサンですけど)