2021年の妄想ブログ:
誤った働き方改革による仕事量が減らない残業代カット、同一賃金同一労働のあおりを受けた給料の引き下げ、東京オリンピックの後、さらに加速した大企業のリストラ。
2020年は転職や起業を考える人が大幅に増えたそうだ。
そんな世情を受けて、最近注目を集めているのが「転職、起業の後押しサービス」だ。
これは、まさに転職や起業を考えている人の背中を押すサービスだが、単にメンタル面のサポートだけではなく、今悩んでいることが転職や起業で解決するのか、そして、自分が進もうとしている道がマッチしているかどうかを、性格判断、経験、スキルなどで客観的に分析した上で、後押しのアドバイスをしてくれるコンサルティングサービスだ。
これを立ち上げた会社代表は、昔、大手出版企業に勤めていたが、自分の仕事に疑問を持って転職。しかし、そこでも自分が思っていた仕事とは違っていて、何回か転職するうちに、このサービスを思い付き、一念発起して起業したそうだ。
このサービスでの一番の売りは各業界における、必要な経験や能力、その業界の風土などのナレッジ(知識情報)が豊富なところだ。どうやら、ここの会社代表が最初に勤めていた会社での知識、経験、コネが生かされているようで、ネットでは集まらない情報が得られるのが大きな特長のようだ。
また、希望先の業界の状況を説明したり、質問に答えてくれる現役の関係者にアポを取り付ける個別サービスも行っているそうだ。
というサービスだが、利用者の過半数は、利用する前から転職や起業の意思はある程度決まっているとのこと。どうやら、このサービスで、これからの自分の行動の正しさを証明したい、自信をつけたいという人が多いようだ。
本当に背中の後押し、最後の一押しを行うサービスのようですね。