これは面白い試みですね。
Google Maps Hacks by Simon Weckert
位置情報の利用を許可した99台のスマホをもって歩くと、Google Maps上ではその道路が「渋滞」に。。。という、いたずらというか、実験というか。
それにしても、数10cm範囲に99台分の情報が密集したら、不正位置情報として除去しないかと考えたが、それも難しそうですが、、、ということで考察。
GPSの精度は仕組み的に数mくらい。さらにビルの谷間など電波の状態により数10mの誤差になることも。
その数10mの範囲内に、99人というのは、全長12mの大型バス3台にそれぞれ33人乗ることで再現でき、実際ありうることなので、不正情報として除去できないですね。
Google Mapsしょぼい。
と思う人もいるかもしれないが、カーナビでお馴染みのVICSの渋滞情報はカメラ、光ビーコン、超音波検知器などの設備を道路上に設置する、莫大な投資、維持コストが必要。
そのため、主要道路をカバーするのがやっとだが、このコストを個人が自分で購入したスマホで行うGoogle Mapsならば、ほとんどの道路をカバーできるのだ。
当然、VICS渋滞情報はこんないたずらには騙されず、高い正確性を保てるが、そんな騙しは極まれで、無料のGoogle Mapsの渋滞情報でも十分実用的ではありますけどね。