2021年の妄想ブログ:
2020年新型コロナウイルス流行の時、こんな本が話題になっていた。
このとき、休職で1か月の自宅待機を命じられた男性が、暇つぶしで作成した家事業務に関する100問のテストをブログ公開したら、かなりバズったそうです。
それをベースに冗談みたいな企画が最近、正式な検定試験としてサービスインしたのが、「家事技能検定」、通称「かじけん」だ。
もともと、職業としての家政婦(夫)向けの家政士検定試験というのがあります。
しかし、「かじけん」は一般個人の家事スキルを客観評価するもので、かつ、受験資格は男性に限定するという特殊なものです。1級から3級まであり、3級であれば家事の最低限な技能を身に付けているレベル、1級では専業主夫レベルだそうです。
試験範囲は炊事、洗濯、掃除に買い物と多岐に渡り、2級以上だと記述試験もあるそうで、問題例を挙げると、、、
(1)3級選択問題)米を炊く前の給水時間は?
回答選択肢)A:10分, B:20~90分, C:4~6時間, D:24時間以上
(2)2級選択問題)年間を通じて変動するキャベツひとつの値段は?
回答選択肢)A:40~100円, B:80~150円, C:80~400円, D:300円~600円
(3)2級記述問題)スーツをクリーニングに出す前の確認点を3点述べよ。
(4)1級記述問題)塩素系漂白剤を使うときの注意点を3点述べよ。
※答え
(1)=B
(2)=C
(3)=ボタンの有無、ほつれ・破れ、シミ・汚れ、ポケットの中身など
(4)=換気は十分か、他の洗剤と混ぜていないか、メガネ等で目は保護されているか、
ほかの人が漂白中であることがわかるように注意喚起できているかなど
受験料は3級が1000円、2級,1級が2000円。
現時点ではWEB受験のみで、カンニングについては個人の良心に委ねる緩い検定となるが、結構注目されているそうです。
特に、お見合い条件の1項目として記載したい30代前後の独身男性や、会社引退を迎える60代前後で妻に文句を言わせないと意気込む既婚男性から注目されているようです。
なお、参考書や受験対策本もいくつか発行されいますが、こちらは受験資格のない女性も購入しているようです。普通に家事の参考書として使えるようですね。
それにしても、コロナで暇を持て余した時の暇つぶしがビジネスになるなんて、ちょっと面白いですね。