2021年の妄想ブログ:
「かじけん」が流行れば、当然来るだろうと思って来たのが「いくけん」です。
しかし、このいくけんは、かじけんとは目的や内容が大きく異なるようです。
イクメンという言葉が出てきてから数年経ちますが、仕事と育児の両立でかなり疲労しているお父さんも多いようです。育児は仕事と違って、他の父親の状況はわからないので、どこまでがんばったら良いのか客観的に判断することが難しかったりします。
そんな問題を解決するのがこの検定で、かじけんとは異なり「級別の合否」ではなく、ひとつのテストにおけるスコアによってランク認定する検定となっています。
テスト例1:
問題)「首がすわる」とは?
(1)自力で頭が支えられる, (2)一人ですわれる, (3)寝返りができる
テスト例2:
問題)ベビーカーのタイプの記述で正しいのは?
(1)A型のほうがB型より、使用開始月齢が早い
(2)バギータイプはA型に分類される
(3)一般的にA型のほうがB型よりも軽量である
答えは両方とも(1)
また、テストといっても、その4割は育児タスクのスキルや実施頻度を自己判定で回答するものになっています。
スキル、実施頻度確認例1:
問題)オムツ換え
(1)=できない, (2)=小さいほうはOK, (3)=大きいほうもOK
スキル、実施頻度確認例2:
問題)週末(休日)の公園散歩
(1)=ほぼ毎週, (2)=1か月に1、2回, (3)=ほぼやらない
スコアが100点満点中80以上がランクAで、ランクDまで分類されます。
ランクAはなかなか難しいですが、ランクCだと少々恥ずかしいらしく、ランクBまではがんばる人が多いそうです。
一部自己申告で、頭でわかっても実践はできない人もいるので、どれだけ信用できるかという問題はありますが、この検定を受けようとする心意気だけでも認めてやってくださいと、主催者側は母親に訴えているそうです。
ちなみに受験料は500円で、しかも協賛しているメーカのおむつや粉ミルク等についているシール8枚集めると無料で受けられるそうだ。
なお、ターゲットは3歳以下の子供の育児に携わっている父親なので、個人的にはとっくに対象外だが、当時のことを思い出して、ちょっとチャレンジしてみたいですね。