2021年の妄想ブログ:
昨年2020年の流行語にもなった「オンライン飲み会」は、20代を中心にすっかり定番化した気がします。このため、大幅に売り上げを落としたのが居酒屋ですが、文字通り落ち込んでばかりでもいられないと、いくつかの大手チェーンが同時多発的に始めたのが、ひとり飲みブースだ。
これは、数年前に話題になったラーメン一蘭の「味集中カウンター」にインスパイアされたもので、カウンター席を仕切りのある一人席のブースに改装したものだ。
それぞれの席にはスマホの設置台が用意してあり、また無料の高速WiFiも完備されているそうです。もちろん、普通に一人で飲むこともできますが、やはりオンライン飲み会で利用に適した席になっています。
オンライン飲み会ならば自宅のほうが良いのではという意見がありますが、家族がいる自宅では難しいとか、酒やつまみを用意するのが面倒という人たちのニーズを捉えたようで、まだブース数も少ないこともあり、どのチェーン店でも平日は予約しないと使えないという人気ぶりのようです。
また、一部チェーン店では、大画面のタブレットが完備されていたり、マイクやワイヤレスイヤホンのレンタルも用意していて、レンタルでは300から500円と若干料金はかかりますが、地味に重宝されているそうです。
コロナウイルス流行前も飲み会が減って厳しいと言われていた居酒屋業界ですが、これで少しは上向いてくれるといいですね。