2021年の妄想ブログ:
2020年のコロナ禍以降、多くのサラリーマンにすっかり定着した在宅勤務ですが、子供が邪魔をする、気持ちが切り替わらないなどの諸事情のため、ファミレスで仕事している人も多いとか。
しかし、コーヒー1杯で4時間も居座られたり、フリードリンクをつけたランチで11:30から居られるとランチ回転率が下がるなど、店にとってはかなり迷惑な客だ。
一方、ランチ時間帯以外の空いているときに手間がかからない客は接客バイトの数を増やさなくても対応できるのでドル箱的存在だ。
そんな状況を考慮して、最近某大手ファミレスチェーンが始めたのが「オフランチタイムサービス」だ。
フリードリンクと軽食が付いたサービスで、利用時間は午前の部が8:30-11:30、午後の部が13:30-17:30という朝昼夕食の隙間を狙った時間帯だ。
軽食と言っても、Lotusのビスケット2枚など市販の菓子が日替わりで用意されていて、店員にとっては手間がかからないのと、利用者側もカロリーが高いスイーツだと遠慮したい人にとっても嬉しいとWin-Winのようだ。
このサービスは平日のみで税込み400円、午前、午後の両方利用で700円だそうだ。
現在、かなり好評のようで在宅勤務者以外にも、主婦やシニアにもウケているようだ。しかし、在宅勤務者支援を目的としているので、この時間帯、大声でしゃべる人の利用を遠慮してもらっているとか。静かに過ごせるというのは、これはこれで仕事でなくても嬉しいですね。
なお、在宅勤務の利用者の多くは利用できない11:30-13:30の間にスーパーで買い物をしたり、自宅に帰って昼食をとったりするそうだ。また、2時間あるので、なかには昼寝する人も。なんか、スペインのシエスタみたいな感じで良いかも。日本人にとっては、新しい生活スタイルとも言えそうですね。