2021年の妄想ブログ:
不動産業界も昨年の騒動が徐々に落ち着き、新しい動きが出てきた。
最近話題になっているのが、パーソナルルーム完備のマンションだ。
このパーソナルルームは在宅勤務向けに考えられた小さな個室で、そのほど良い狭さが家族に邪魔されず仕事に集中できるということで、今注目を集めているそうだ。
廊下に面して、広さ1.5畳の長細い部屋が2つまたは3つ並ぶというスタイルが多いそうで、共働きの夫婦とも在宅勤務するケースに対応するだけでなく、子供のオンライン塾にも対応した勉強部屋としても使えるようだ。
WEB会議を考慮し防音対策はしっかり行われ、各部屋で共有する天井備え付けエアコンも標準。夏でも冬でも快適のようだ。
また、角部屋だと全パーソナルルームとも少し高いところに窓が付いていて、明るく、換気しやすいメリットがある。このような物件は当然ながら人気があるそうだ。
先日、利用者の感想をまとめたニュース記事があったが、この部屋を仕事専用とし、普段は使わないようにすることで、仕事モードの切り替えが容易になったと評価されていた。確かに自分も、在宅勤務に使う部屋を休日使うと落ち着かないと感じていたので、ちょっとうらやましいですね。
さらに一人でビジネス用と趣味用の2部屋を使う人も。趣味部屋で好きなガンプラ作りに没頭。部屋に収まる範囲ならばコレクションが山のように積まれていても、奥さんからの小言を言われることがなくなったと笑いながら話していたのが印象的でした。
一昔前は、広いリビングでみんなでワイワイというのがマンションの売り文句でしたが、ファミリーとパーソナルの両面で快適に過ごせるというが今のマンションのトレンドになっているようですね。