未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(ビジネス考察)傘貸しビジネスは何のため?

今週のお題「傘」

 

自分は天気に関係なく折り畳み傘をカバンに常備しているが、それでも前日使った傘を干したまま家に忘れて、出先で購入することもあり、自宅に家族の人数の三倍くらいの傘があったりする。

 

そして傘と言えば、ネットの記事で何回か見かけて気になっているのが「アイカサ」と呼ばれる傘の貸し出しサービスだ。

 

イカサの公式ページ

www.i-kasa.com

イカサの紹介記事

ideasforgood.jp

こちらは簡単に説明すると、駅改札やビルの入り口に置いてあるレンタル傘である。

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値段は24時間借りて70円。また、月々280円で使い放題のサブスクもあるようだ。

借りるときのロック解除や支払いはスマホアプリで行う。

貸し借りの記録が残るので盗難のリスクも低く、ロック解除もスマホをかざすだけでできるとか、使い勝手も良いようですね。

 

また、このサービスの指名は「使い捨ての傘をなくすこと」

「儲かる」だけでなく、「世の中の役に立ちたい」という目的を持った若いベンチャーはちょっと楽しそうですね。

 

後はどこまで普及してくれるかというところでしょうか?

 

一方、無料のレンタル傘は、観光地やホテル、旅館などで昔から行われていますね。

 

 北海道 小樽

 北海道 登別温泉

 石川県 金沢

 岐阜県 下呂温泉

 島根県 松江

 

宿泊客がちょっと出かけるときに便利です。

これらはホスピタリティー(おもてなし)サービスのひとつですが、たまに、傘に旅館名が書かれていて、ちょっとした広告効果を狙っているのもありますね。なお、この傘だと普段使うには恥ずかしいというか、盗んだのがバレバレなので、持ち帰る人はほとんどいないそうです。

 

また、傘とは全然関係ないダイドードリンコも、自動販売機を拠点にした無料のレンタル傘サービスを行っているそうです。

www.dydo.co.jp

個人認証もなく、誰でも使えるサービスで返却率は70%。

このサービスにより自動販売機の利用頻度向上に繋がると思いますが、売り上げアップ分より経費のほうがかかるでしょうね。それでもCMをたくさん流すよりも、ダイドーブランドイメージ向上に効果があるんでしょうか?(その割には認知度が低いですが)

この広報記事だとそこまで書いていないので、真のビジネス的な狙いは何なのか、ちょっと知りたいですね。

 

なお、個人的にはダイドーというと、子供のころ「スポエネ」が好きでした。