昭和のころ、祖父と祖母の北海道土産で「熊の木彫りの置物」、「阿寒湖のマリモ」と共に「幸福行の切符」をもらいました。
「幸福行の切符」とは旧国鉄の広尾線の愛国駅から幸福駅行の切符で「愛国から幸福」というフレーズで1973年から4年間で1000万枚も発行されるほどブームとなったそうです。
広尾線は昭和の時代と共に廃止となりましたが、駅舎は現在も残っていて、人気観光スポットとして毎年多くの人が訪ねているそうです。
そんな子供のころのことを思い出したのは、こんな記事を見たためです。
昔、切符は硬券と呼ばれるちょっと厚めの紙でしたが、現在の何の情緒も感じられない薄い紙切れだと記念になりにくいですが、「鉄印」はデザインを含め、コレクション心をくすぐる良い企画ですね。鉄さんにとっては、ご利益ありそうですね。
対象となる鉄道はこの記事によると、下記第三セクターの鉄道だそうです。
道南いさりび鉄道、三陸鉄道、IGRいわて銀河鉄道、秋田内陸縦貫鉄道、由利高原鉄道、山形鉄道、阿武隈急行、会津鉄道、野岩鉄道、わたらせ渓谷鐵道、真岡鐵道、鹿島臨海鉄道、いすみ鉄道、北越急行、しなの鉄道、えちごトキめき鉄道、あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道、のと鉄道、明知鉄道、長良川鉄道、樽見鉄道、天竜浜名湖鉄道、愛知環状鉄道、伊勢鉄道、信楽高原鉄道、京都丹後鉄道(北近畿タンゴ鉄道)、北条鉄道、若桜鉄道、智頭急行、井原鉄道、錦川鉄道、阿佐海岸鉄道、土佐くろしお鉄道、平成筑豊鉄道、甘木鉄道、松浦鉄道、南阿蘇鉄道、くま川鉄道、肥薩おれんじ鉄道
80年代にあった富士フィルムと国鉄の企画いい旅チャレンジ20,000kmよりは敷居が低いですが、コンプリートはかなり大変そうですね。
個人的には日本は37都道府県ほど行ったことがありますが、第三セクターの鉄道はほとんど乗っておらず、天竜浜名湖鉄道としなの鉄道くらいでした。(青春18きっぷが使えないためですね。。。)
当分の間、海外旅行は難しいので、ちょっと行ってみますか。