今回の散歩は三浦半島の付け根、神奈川県逗子市です。
ここは昨年2020年に新逗子駅からこの名前に改名しました。
鉄道が走っていない葉山町への入口ということでこの駅名になったようですが、徒歩で行くのは厳しい距離にある葉山の名が入るのはどうか?ということで論争があったようです。
こちらホーム北側の階段を上ると非常に長い通路があり、こちらを通って駅北口に出ます。
この高架がさきほどの通路です。
駅舎とホームを繋ぐこのようにかなり離れていますが、駅舎のある部分とこのホーム部分は昔別々の駅でWikipediaによると駅舎側は京浜逗子駅、ホーム側は逗子海岸駅という名前だったそうです。
昔は車両数が少なかったのですが現在は8両。ホームが長くなったら近すぎて2つの駅に分かれている意味がなくなるのでひとつに統合されたようです。
現在、こんなに長い構造になっているのも納得です。
先ほどの駅舎のある北口を出ると新逗子通りという道路が。
こちらには昔の駅名がまだ残っています。
新逗子通りを西に進むとJR横須賀線の逗子駅があります。
逗子市は人口5万7千と近隣の横浜、鎌倉、横須賀と比べて小さな市。こちらは駅前からのびる逗子銀座商店街。朝早く開いていない店が多く、雨が降ったりやんだりの天候だったので人が少ないのですが、小さな町の繫華街らしい良い商店街でした。
こちらはなぎさ通りで渋滞中。道が狭く渋滞が多いのは逗子の特徴でもありますね。
このなぎさ通りの駅前の一等地にあるのはスーパースズキヤは逗子、鎌倉、横須賀ローカルのチェーン。明確な理由はないですがメジャーなスーパーチェーンとはちょっと違っていて、またなんか懐かしい感じもします。
懐かしく感じる理由のひとつがこれ。
スーパーで見かけるのは何十年ぶりかも。
防犯ポスターが貼ってある店の隙間エリアに子供の遊具エリア。
今ではあまり見なくなりましたね。
JR逗子駅前から再び京急の逗子・葉山駅方向に歩くと亀岡八幡宮と言う大きな神社があります。
亀岡八幡宮と言うのは亀の背中のように平らな岡の上に作られ、鎌倉の鶴岡八幡宮に対し、この名前が付けられたとか。
ということで境内には狛犬ならぬ狛亀がいます。
社殿は大正時代にできたものでそれほど古くはありませんがちょっと風格があります。
奥には萬榮稲荷大明神もあり、
さらにこんな木の鳥居があったりします。敷地はそれほど広くないですが、街の繁華街の中心部でありながら清々しい空気を感じる正に聖地と言う感じですね。
(つづく)