2025年の妄想ブログ:
以前、男たちの共助は可能?というテーマで記事を書いたが、今、ある高齢男性向けのシェアハウスが注目されているようだ。
G12シリーズと言うシェアハウスで1棟につき基本12人、和室と洋室の共用リビングと大きな浴場が特長だ。
また、歩いて数分の場所に同じG12シリーズがあったり、昔の独身寮を改装した1階ずつ名前の違うG12シリーズもあったりして、それぞれのリビングは自由に出入りすることが許されているのも大きな特徴だ。
日や時間帯によって使うリビングを変え、異なるメンバーで集まって過ごせるというのは面白い仕組みだ。例えば、野球やサッカー等の中継をテレビで見る場合、同じチームのファン同士で集まるとか、テレビゲームでわいわい盛り上がりたいときとか、本でも読みながら静かに過ごしたいときとか、ひとつのリビングに混在すると喧嘩になりそうなケースでも、同じ目的の人たちがそれぞれのリビングで過ごすことで解決できるというわけだ。
また、月一くらいのペースでシェアハウス対抗のチーム戦の囲碁、将棋、麻雀、トランプ、カードゲーム、テレビゲームなどの大会イベントもあったりして、そのイベントに向かって皆で練習したりするのも楽しいそうだ。
その他、トイレ、風呂、リビング、キッチンなどの共有エリアのルールが細かく決められていて、何か争いがある場合は共有エリアの清掃で週2回来るマスターと呼ばれる女性にジャッジしてもらう仕組みを導入しているそうだ。(態度が悪いとイエローカード。カード3枚もらうとシェアハウスを出て行く規則なのでマスターは絶対的存在だそうだ。)
確かに指揮系統がはっきりしていて、何らかの共通の目的意識を持つ仕組みが組み込まれていて、男の共同生活が上手くいくための2つの必要条件を満たしているようだ。
それにしても、シェアハウスと言うより寮みたいなスタイルにしているのが成功の要因かもしれませんね。
(Picture By Pixabay)