2023年の妄想ブログ:
今の時代、テレビ、ラジオ、パソコン、電話はスマホ一つで事足りる。
冷蔵庫や調理器具がなくても、近くにコンビニがあればOK。
一人暮らしならば洗濯もコインランドリーのほうがトータルコストは安かったりする。
風呂もスポーツジムのシャワーで十分。ゆっくりしたい時はスーパー銭湯で。
そんな感じで節制しているわけではないけど、ナチュラルなミニマリストたちで話題になっているのが「商店街生活」という賃貸サービスだ。
これは商店街にある店舗やオフィス等を夜の閉店から次の朝の開店までの時間帯で「生活のための部屋」として提供するサービス。昨年から首都圏の駅前繁華街を中心に始まって、現在契約数は延べ100件を超えているそうだ。
部屋と言っても専用の部屋ではなく、多くはソファーベッドとクローゼットが用意されているくらいで、オフィスや店舗のバックオフィス、または店舗そのものを直接生活スペースとして利用するのだ。
値段は月額20,000円から30,000円くらいが相場。元々使われていないスペースの有効利用なので駅近としてはお得ということで、かなり人気のようだ。
一方、毎日決められた時刻までに片づけをした状態で明け渡す必要があり、店やオフィスからの注意を3回受けたら、このサービスを利用できなくなるという厳しいルールがあるので、ルーズな人には向かないサービスのようです。
契約は週単位で1か月前の告知で退去も簡単にできるそうだ。ほとんど荷物はないので確かに気軽でいいかもしれませんね。中には自宅は別にありながら、平日だけ会社の近くで借りているという人もいるそうです。
このサービスの難点は病気になった時。その場合はこのサービスを運営している会社が契約しているビジネスホテルに滞在できるそうですが、別料金でそれほど安くはないので、健康に自信がない人には向かないサービスですね。
そんな短所もありますが、この会社では関西や名古屋圏へのサービス展開の準備も進めているようです。
個人的にはそんな落ち着かない生活はどうかと思うが、昭和の探偵ドラマみたいと憧れる人もいるとか。また、ブラック企業に勤めている人は普通にオフィスで寝ることに慣れているので、むしろ落ち着くという意見も。そういえば、自分も、20年以上前、会議室の椅子を並べてそこで寝ていた記憶が、、、