未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)漫画雑誌が漫画動画で子供たちに復活?

2022年の妄想ブログ:

 

昭和時代「漫画なんて読んでないで本を読みなさい」と言う大人がいた。

令和時代では聞かなくなったフレーズだ。

 

むしろ、最近ではアニメや動画サービスが潤沢にあるため、本だけでなく、漫画すら読まなくなった。いや、読めなくなった子供が増えているとか。

 

確かに平成初期まではアニメの本数は少なくまた楽しむ場所はテレビのある部屋の中に限定されたので、持ち運びができ外でも楽しめる漫画は非常に便利であったが、1997年まで100本以下だったテレビアニメの本数は300本を超えスマホの登場でアニメ以外の動画も含め場所を問わずどこでも楽しめるようになった。その結果、子供のエンタメは漫画からアニメ他動画へ移行。実際、漫画雑誌の売り上げは全盛期の半分にまで落ち込んでいるそうです。

 

そんな状況を憂い、最近大手漫画雑誌がこぞって始めたのが「漫画動画」サービスだ。

漫画動画とは二次元の漫画にセリフ音声をつけて動画化したもの。

昭和時代の言葉で言えば「紙芝居」ですね。

 

漫画動画は数年前からYoutubeの1ジャンルとして確立しフェルミ研究所などが有名で、その他法人広告などでも作成されたりしています。しかし、基本漫画というより、ひとつの表現方法として採用している感じです。秒間数十枚必要なアニメに比べ、静止画をベースにしている漫画動画の方が製作費を大幅に抑えるメリットがあります。

 

一方、今回話題になっているのは、セリフが音声であることと、吹き出しがその音声に合わせて順番に表示される以外は紙と同じ漫画と同じです。画像は白黒のままで、他の漫画動画が行っているような画面スクロールやチャイムなどの効果音は入っていない非常にシンプルなものになっています。

 

その代わり、紙または静止画の電子書籍の雑誌販売から、たった3日のタイムラグで公開となります。なんか、各社の頑張りを感じますね。

 

白黒という難点はあるが、ページ送り、視点移動が不要ということで動画に慣れた子供にも簡単に読めて(見れて?)好評のようです。

 

これで子供たちの漫画文化が復活するといいですね。

 

なお、このサービスはNetflixやHuluなどの動画配信を使って海外展開も狙っているそうです。確かにアニメよりも早く世界展開できるのでコアな漫画ファンの支持が得られそうです。また、漫画の「コマ運び」はコツがいるので、それに慣れていない海外の漫画初心者ユーザの開拓も進みそうですね。

 

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(写真と記事は一切関係ありません)

 

今週のお題「やる気が出ない」

オフィス勤務の時も在宅勤務の時も昼食の後に昼寝をしています。

もう20年以上の習慣です。

午前中やる気が出なくても、昼寝をすると少しだけ回復しますね。