鶴見線は京浜東北線鶴見駅を起点とし扇町駅まで行きますが、大川駅に行く大川支線と海芝浦駅に行く海芝浦支線の分岐線があります。
海芝浦駅まで行きたいが1時間20分に1本しかないので暇つぶし。
近所に大塚家具アウトレット&リワースがあったのでちょっと訪問。
アウトレットのためか、気持ち入店しやすい雰囲気でした。
簡単に手を出せない値段の家具が揃ってますが、アウトレットだけに結構値引きされているものもあり、ちょっと物欲がそそられますね。
まだ、次の電車まで時間が余っていたので隣の新芝浦駅まで徒歩で移動。
旭運河に沿った道を歩くと巨大な何かが。
ヤマト運輸の大倉庫に隣接。貨物船からコンテナを移動させる機械でしょうか?
メカアニメが好きな自分としてはそそられるフォルムです。
色がダークな配色ならばファイナルファンタジーの中ボスキャラのようですね。
オフィス家具のオカムラの巨大倉庫です。
その先には
ここから先は私有地で中には入れません。
この工場のゲートそばの新芝浦駅から電車に乗ります。
そして、一駅分だけ乗って到着したのが終点の海芝浦駅です。
新芝浦駅や海芝浦駅は首都圏では珍しくホーム片側が「海」の駅です。
ここで線路は終了。川崎ですが少しだけ「最果て」感があります。
この駅の出口は東芝に直結。先ほど新芝浦駅で見た工場の南側の入口です。
ここでは発電設備に使う巨大タービンを作っているようです。
大学3年の時、クラスの会社訪問で中の工場に入ったことがありますが一般的にはここから先に行くことはできません。つまり、この駅はJRでありながら東芝のためだけの駅なんです。
一応、一般人も入れる海芝公園があります。
ベンチから見えるのは鶴見つばさ大橋。
コロナが落ち着いたら、ここでビールで一杯というのもいいかも。
運河を行き交うタンカーをつまみに。
この駅は終点なので到着14分後に折り返しで鶴見駅行となって出発します。
こちらを逃すと1時間30分待ちなので電車に戻ります。
しかし、最果ての駅ということでこの雰囲気を楽しみに来る観光客が結構来てますね。
鶴見駅に行く途中見つけたのが国道駅。 第一京浜国道(現在の国道15号線)と交差している地点ということでこの名がついたとか。
それにしても尻手、八丁畷、安善、国道と珍しい名前の駅が多いですね。
今週のお題「575」
ビールを飲んでも ひとり
海芝浦駅はホームで缶ビールや缶チューハイを飲んでいる人がいました。
多くの人は折り返しの電車で戻りますが、中には公園に残って次の電車を待つ人も。
ここは一般道が繋がっていないので66分間は誰にも邪魔されない時間を過ごすことができます。
正に秘境の無人駅です。