桜の季節、白金台を訪ねました。
こちらは白金台駅構内のステンドグラスです。
この白金台駅ですが、東京メトロ南北線と都営地下鉄三田線の併用区間の駅です。
この次の白金高輪駅から南北線と三田線に分岐しますが、会社の違う2つの線の併用館と言うのは珍しいですね。これができたとき東京メトロと都営が統合する布石かなと思っていましたが、それから21年、なかなか実現しないようですね。
白金台駅を降りて徒歩1分くらいで
八芳園に到着。
昨年、コロナが騒がれる前に訪ねましたが、今回は桜の開花を狙っての再訪問です。
しかし、宿泊者以外は庭園見学できないようで、あとで調べたら個人撮影に関して申請が必要になったようです。気軽に行けなくなった分残念ですね。
そこで駅に戻るとこんな施設が。
こちらが入り口。
気合の入った表札。
ここも一般人は入れそうになかったので、外から桜を眺めるくらいで。
まだ、朝早かったので開館してなかったですが、建物は昭和初期に建てられた旧公衆衛生院ということで、ちょっと見学したかったですね。
ということで、白金台は諦めて、南北線に乗って永田町駅に到着。
こちらは永田町駅9a出口を出たところにある江戸城の赤坂門、いわゆる赤坂見附(見附は見張り付きの城門)の跡です。
この目の前の道路は青山通り、国道246号線です。かつて、神奈川県伊勢原市にある大山阿夫利神社へ参詣するための大山街道と呼ばれていた道ですね。
今は自動車しか通らない道ですが、当時は多くの人が通行し、かなり賑わっていたんでしょうね。
ここから西に進むと弁慶濠。江戸城の外堀ですね。
城の掘と桜は相性がいいですね。
こちらは弁慶橋。その脇にあるのが弁慶フィッシングクラブ。
ここでボートを借りて釣りが楽しめます。
釣りと言っても、市ヶ谷の釣り堀のような鯉だけではなく、フナ、ブラックバス、雷魚、ニジマスなどもいるようで、ルアー釣りも可能だとか。
東京ど真ん中なのに自然の中で釣り体験というのも良いかもしれませんね。
弁慶橋を渡ると東京ガーデンテラス紀尾井町があります。
こちらは元々、赤坂プリンスホテルがあった場所。それを解体してこのビルを建て、今は30階から36階のフロアにザ・プリンスギャラリーという名で、テナントのひとつとして入っています。
そしてここは紀伊和歌山藩徳川家の屋敷があった場所でもあります。
ちなみに紀尾井町とは、紀州の徳川家、尾張の徳川家、彦根の井伊家の屋敷があって、それぞれの頭文字をとってこの地名になったとか。(「たのきん」と同じか?)
江戸時代の有力武家が揃っていたんですね。
(つづく)
今週のお題「おうち時間2021」
散歩で撮ってきた写真の確認とブログ書いてますね。
土日にアップしている記事はだいたい土曜の午前中のおうち時間で書いています。