今週のお題「やり込んだゲーム」
ゲームをやり始めたのは小学校5、6年生のころ。自分はリアルタイムにコロコロコミックスに連載していた漫画の「ゲームセンターあらし」を読んでいた世代で、ゲームと言えばゲームセンターの専用ゲーム機(アーケードゲーム機)でした。
そのころ、家庭用として任天堂のゲーム&ウォッチやエポック社カセットビジョンなどが出始めたころですが画面が白黒液晶だったり、解像度が低かったりして、アーケードゲーム機と比べるとかなり見劣りしました。
そのころはインベーダーは既にブームが終わり、ナムコのパックマン、東京大学が開発したと言われる平安京エリアン、アタリのミサイルコマンド、任天堂のシェリフなどいろんな種類のゲームが登場しました。
ミサイルコマンドは上空から落ちてくるミサイルをトラックボールと呼ばれるボールを回して照準を操作して地上から迎撃する異色のゲームです。米ソ冷戦時代を反映したゲームですね。
そして、任天堂のシェリフはマイナーなゲームですが当時一番はまっていました。近所の駄菓子屋で1回30円。ばあちゃんから100円もらい、10円でフィリックスガムを買って、残りの90円で3回ゲームをしてました。
主人公はガンマン。真ん中にいる主人公を囲むように大勢の敵が輪ではなく、四角く回っていて時々弾を撃ってくるが、それをよけつつ敵を撃って倒すというゲームだ。左手で上下左右に主人公を動かし、右手で八方向に回るダイヤルを押し込むとその方向に銃の弾が出るという、これまた珍しい操作系のゲーム。(インサイドさんのサイト参照) 慣れてくると1回で30分以上遊べたので菓子に使える金額が70円までアップしてました。
今考えると敵を四方に配置したインベーダーゲームだったんですね。
時々、コンドルは飛んでいくのメロディーとともに飛んでくるコンドルはインベーダーのUFOと同じで撃ち落とすとボーナスが入ります。
3面(3ステージ)クリアすると捉えられた女性が戻ってきて、結婚行進曲とともにハートマーク文字でハートマークを表現。懐かしい演出ですね。後のマリオとピーチ姫に繋がります。
その後、名作グラディウスのベースとなったコナミの横スクロールシューティングのスクランブル、煙で敵の追跡を妨害するナムコのニューラリーX、陣取りゲームのタイトーのQIXなど進化した新しいゲームが次々に出てきました。
スクランブルの特質すべき点は背景。今までのシューティングは遠くの星空しかなかった背景に山や谷が表現されていること。映画スターウォーズエピソード4のラストでデススターの中心部を目指すルーク・スカイウォーカーのような気分が味わえることだ。また、まっすぐ飛ぶミサイルだけでなく、放物線を描いて地上を攻撃するミサイルが使えるようになり、さらに谷の影から発射されるミサイルなどゲーム性が格段に進化したのだ。
また、ニューラリーXは自車周辺を拡大表示した画面と、敵やピックする旗の配置全体が見える画面の2画面制にしたのが新しいですね。さらにゲーム中流れ続ける本格的なBGMが付いたのもこのゲームが最初のほうかもしれませんね。(インベーダーのころから単調な曲はついていましたが)
最後にQIXは反射神経を競うゲームが多い中、パズル的な要素が入ったゲームとして画期的でしたね。そして、QIXと呼ばれる線状の敵の動きが好きでした。何年か後に自分でパソコンを使ってあの動きを再現するプログラムを作ったりしました。
(つづく)