前回の青山散歩の続き。
青山周辺はイメージが良いためか前回のHondaも含め大手企業のビルが多くあります。
こちらは帝国データバンク。帝国とか名前に付いているので怪しい会社と思っている人もいるそうですが日本国内最大手の企業を対象とした信用調査会社(財務状況を調べ、取引しても良いかなどの信用情報を提供する会社)です。個人的には就職活動の時にお世話になりました。
こちらは楽天クリムゾンハウス青山。楽天カードの本社が入っています。
楽天カードマンがいますね。
伊藤忠商事の本社ビルです。さらにその隣には日本ORACLEの本社もありますね。
そんな企業にも人気な青山ですが、人生最後の終着地としても愛されています。
ということで、青山霊園を訪問してみました。
この通りは管理所前から霊園を南北に貫く通りで桜の名所でもあります。
この霊園、青山という地価の高いエリアにも関わらず26ha、東京ドーム5.7個分の広さです。だから、「一種イ4号5側1番」のような番地がつけられ、案内のためのこのような三角ポールが立っています。
青山霊園と言えば明治から昭和にかけての有名人のお墓があるということで、この日は所用で訪問時間は45分くらいでしたが、ちょっとググって探すことにしました。
こちらは小村寿太郎の墓。明治時代、外務大臣として日英同盟、日露戦争後のポーツマス条約の締結、不平等条約の改正(関税自主権の回復)で活躍した人物。
こちらはお墓の前に解説の案内板がありました。
今更説明はいらない超有名人ですね。
広い敷地を占有していて、お墓も立派です。
先ほどの2つのお墓は目立っていたのですが、実は有名人の墓であっても一般人と変わらない普通の墓だったりします。
こちらは斎藤家の、、、
こちらは写真入りの墓石。田中久重? どこかで見た顔だなと思ったら、自分が最初に勤めた会社の創業者でした。
といってもピンとこないかもしれないが忠犬ハチ公の飼い主と言えば有名ですね。あのハチ公が渋谷駅で待ち続けた人のお墓です。
そして、墓の横には忠犬ハチ公の碑が立っています。
それにしても、他にも五・一五事件で暗殺された犬養毅、近代日本医学の父と呼ばれる北里柴三郎、金色夜叉の尾崎紅葉など挙げるとキリがないほど有名人の墓が沢山あります。(Wikipedia参照)
しかし、広いのと、一般人の墓と混ざっているのと(一般人と言っても立派な人が多いので墓も立派で判別が難しい)、スマホの位置情報の精度が悪い(おそらく携帯電話基地局が遠いため)ため、苦労しました。
こんなベンチもあるので、次回は事前に予習した上で、もっとのんびり散策してみたいですね。