未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)[ボツネタ]看取りメール

2028年の妄想ブログ:

 

 75歳以上で余命半年以下の宣告を受けた人を対象に始められたサービス「看取りメール」が話題になっているようだ。

 

事前に病気の内容をインプット。さらに看護士または介助者が記録する毎日の食事、排便、点滴を含む投薬状況に加え、スマートウォッチが測定した体温、心拍数、血圧、活動量をリアルタイムにインプット。この情報を基にAIによって72時間以内にお亡くなりになる確率を算出し、それが90%以上になったら登録されている親類や友人にeメール、SNSのDM(ダイレクトメール)、またはスマホのショートメッセージが送られるというサービスだ。

 

このメールを受け取ることで心の準備ができるだけでなく、遠方に住んでいる人は余裕を持ってチケットの手配や移動することができ、また仕事が忙しい人は仕事量を調整して最後の看取りに駆けつけることができたと、多くの人から感謝の言葉をもらっているそうだ。

 

実績としてはこの看取りメールが送られた人のうち、予想通り72時間以内に亡くなった人は85%。また、そのうちの1割が24時間以内、2割が24時間から48時間以内、そして残り7割が48時間から72時間以内に亡くなったということで、かなり信頼性が高いと言えそうだ。

 

。。。というビジネスを考えたが、親の死に目に絶対会いたいとか思う人の支持を受けそうですが、死を迎える人の予告をビジネスとするのは倫理的に難しそうです。また、親族が葬儀をお願いしようと思っている業者にもこのメール連絡が届けば、葬儀価格下落の流れを受け、給料が低いわりには拘束時間が長く慢性的な人手不足に悩む業者としては効率的な要員計画が立てられ非常に助かりますが、一部の人が葬儀屋の金儲けに利用されると曲解され大反対されそうですね。

 

ということ今回はボツです。

 

ちなみにこのアイデアが思いついた二日後くらいにこんなニュースを見つけました。

yomidr.yomiuri.co.jp

 

こちらで紹介されている老人ホームで飼われている犬「文福」は看取り犬だそうで、人に誘導されることなく最後が近づいた人を見つけ、傍に寄り添い、気持ちを安らかにしてくれるそうです。人よりも嗅覚と聴覚が優れていてなんらかの兆候を見つけることができるんでしょうね。

 

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