今回の散歩は登戸駅から
非常に便利な駅だと思うのですが、駅前はあまり発展していないですね。
いや、2018年に改装され、バスロータリーもできたので、これでも発展した方かも。
そう言えば自分も登戸駅は乗り換えで何度も使ったが、駅周辺探索で降りたのは今回が初めてかも。
ただし、以前より減りましたが昭和の香りがする渋いお店が残っていたりします。
個人的はこの雰囲気好きですが。
その後ろに見えるのは、
多摩水道橋。この橋の先にある東京都の水不足解消のために水道水を送るための橋です。真下に多摩川が流れているのですが、この辺りまで来ると上水道としては不適なのかもしれませんね。
この傍に下へ降りるヤンキー系アート文字が書かれた階段があります。
実はこの階段は一昨年放映された高橋一生さん主演のNHKドラマ「岸部露伴は動かない」の第二話「くしゃがら」のロケに使われた場所です。
高橋一生さんの俗世と一線を画しつつも、ちょっと変わったことに好奇心を抑えられず、つい首を突っ込んでしまう露伴の演技も良かったですが、このときの相手役の森山未來さんも胡散臭い、いい味出してましたね。
謎文字が消されず、そのまま残っていますね。
人気がなく、夜は来たくない場所ですね。下手すると人以外の怪しものも出てきそうなので、訪問する場合は昼間をお勧めします。
曇天のためか、ちょっと退廃感が漂うサビ具合。
登戸駅から7分くらいで到着。本当、近いですね。
乗り換えという意味では登戸駅の方が格上なんですが、かつて急行は向ヶ丘遊園駅しか停まらなかったですよね。確かに南口側はバスロータリーや小さいけれどショッピングモールがあり賑わっていて、また、かつては小田急系の向ヶ丘遊園の遊園地に行くモノレール線とも接続していたので向ヶ丘遊園駅の方が重視されていたんでしょうね。
複々線化のおかげか、今は両駅とも急行が停まります。ただし、快速急行は登戸駅、通勤急行は向ヶ丘遊園駅のみ停まる謎仕様ですが。
また、ここは電車が間近を通るスポット。
ここで停車しないロマンスカーは金網もないので迫力ある眺めが楽しめます。
北口側は登戸駅以上にこじんまりしています。
でも、こんな巨大栗の看板がある和菓子屋があったり、
神保町の本店は無くなってしまったが洋食屋のキッチン南海が残っています。
なぜか、絶対使っていないと思われる錆びた井戸のポンプがあったりします。
実際は現代風の商店や住宅が多いのですが、こんなスポットが随所にある登戸・向ケ丘遊園でした。