未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

安いものには訳がある

私個人的には夜の総菜や弁当の値引きが大好きだ。在宅ワークで伸びない歩行距離を稼ぐため仕事の跡にスーパーへ出掛けるのが毎日の日課である。

 

自分は値段が安いのには何らかの理由があると信じている。そして、その理由が明確でそれによる制限やデメリットを自分が受け入れる内容であれば買うようにしている。

 

この夜の値引きは賞味期限が迫っていて売れ残りの損失を最小限にするという理由が明白で、自分のベスト、ベターな総菜や弁当は残っていないかもしれないとか、その日のうちに食べなければならないという制限はあるが、それ以外のデメリットはないので、グッドなもので今日中に食べるつもりであれば、この安いものを買うことは賢い選択だと考えています。

 

という感じで、安くなる理由のうち、この理由ならば納得するものを並べてみました。

 

 ①賞味期限が近い

 ②商品の切り替え

 ③大量一括購入

 ④見た目が悪いだけ

 ⑤宣伝していない

 ⑥流通の中間マージンがない

 ⑦運送(配送)代がかからない

 

①は上で説明した通り。②は棚に置く商品が替わるとき、①と同様、売れ残りの損失を最小限に抑えるための施策です。ただし、商品が入れ替わる理由はその多くは人気がないためなので必ずしも欲しいものは無かったりしますね。一方、季節もので入れ替わるのは人気に関係ないのでお得なモノがあったりします。

 

③は個別のパッケージにする包装容器が増えることや、運んだり、並べたりする手間を考えると、大量の物がひとつにまとまっているほうが単位量あたりで安くなるのは当然ですね。ペットボトルのお茶のスーパー安売りで見てみると500mlは80円くらいだが、4倍の2Lは140円くらいだったりします。トイレットペーパーも1個単位で売ってますが、それを買う人はほとんどいませんね。

食品などは消費できずに腐ってしまったり、収納スペースを占領する等のデメリットはありますが、比較的よく使うものであれば問題ありませんね。

 

④は包装の箱がつぶれていたり、見栄えが少し悪くなったケーキなど。SNSで写真をアップしたり、贈り物でもない限り、味は変わらないので見た目の悪さよりも安さを優先してしまいますね。

 

⑤もわかりやすいですね。CM費用はCMそのものの制作や放映コストだけでなく、そしてスポンサーとしてテレビやラジオの番組制約費用も出しているのでかなりお金がかかります。テレビ、ラジオ以外の雑誌広告や街にある広告看板も掲載料、設置の謝礼がかかります。これらを回収するために製品の値段に転嫁しているわけですから、宣伝していない製品の方が安くなるのは当然ですね。

宣伝している製品は多くの人が購入していて安心できるメリットがあり、宣伝していない製品は逆にちょっと心配になってきます。一方、宣伝しない製品としてスーパーのプライベートブランドがありますが最近は宣伝で有名になっている工場で作っていることもあり、このあたりの不安は小さくなっています。それでもトップブランドの品物より若干品質を落としているのではという疑惑はあるので、実際に利用してみて良かったものだけを購入していくのが賢明ですね。

 

⑥は直営店などで値段が安いケース。卸売業者がいない分安いというのは分かりやすいです。ただし、直営店は数が少なく扱っている種類も少ないなどの制限も多いのでなかなか得することはないですね。(数が多い直営店は便利な分、値引き率が低かったりもします)

 

⑦については、野菜、果物、魚介類など産地から市場に運び入れるコストと、そこから各小売店舗に配送するコストがかかります。だから、産地で直接買えばそのコスト分、安くなるのは当然ですね。ただし、ほぼ100%自分がそこまで行く交通費の方が高いのでトータルでは必ずしも安くはないですね。しかし、産地で買う場合、大量に、見栄えは気にしない、直接生産者が出店している市場や道の駅で購入すると、③④⑥の効果も追加され滅茶苦茶安かったりします。それでも交通費のほうがまだ高いですが、非常に安いものがゲットできたという高揚感に新鮮という付加価値も加算されるので、お値段以上の幸せが得られたりしますね。

 

あぁ、まもなく湘南エリアのシラス漁が解禁になります。週末にぷらっと出かけて、しょうが醤油の生シラスで酒を飲んだり、たっぷりの釜揚げシラスでアツアツご飯が食べたい。

 

逆に買いたくない安い理由は「品質が悪い」と「偽ブランド」ですね。

 

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