未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

デイサービス「ラスベガス」

50を過ぎるとどうしてもシニアネタの感度が高くなるのだが、先日、こんな記事があった。

newsdig.tbs.co.jp

麻雀やパチンコして過ごすことができる老人向けデイサービス。介護施設でラスベガスというなかなか勇気のいる施設名ですが凄く良い試みですね。自分も男なのでわかります。年とっても記事内にあった、従来のデイサービスでよく採用されている塗り絵・折り紙・お手玉などは絶対やりたくないですから。

 

個人的にはそれらが昔の表現で言う女・子供が遊ぶものだから嫌だという訳ではなく、単純に好奇心が湧かないというか、何かくすぐられるようなものもなく、面白味を感じないからですね。せめてテレビゲームだったらいいですが。

 

麻雀、パチンコというと悪いイメージがあるが、頭脳や手先の老化防止に役立つということで賭けがなければむしろシニアにとって良い作業だとも言えますね。とは言っても賭けでなくても何かしら勝った証があるほうが真剣に取り組むわけで、「ベガス」という施設内通貨を適用しているのも良い考えですね。

 

実家の父親も後期高齢者。60代前半までは会社で働いていたが体を壊して退職。その後、近所の農家に手伝いに行っているがその仕事がないと本当暇なようで、近所の散歩の後はテレビの番人になっています。一般的に成人以降、50代までは仕事に加え、子育てで慢性的に時間が足りないと多くの人が思ったりしますが、60代過ぎて仕事も辞めて、子育てからも解放されると途端に暇ができて、寿命が尽きるまでの数十年間というのはこの「暇」とどう付き合っていくのかが大きな課題になりますね。

 

もちろん、趣味や旅行をガンガンやってければ良いのですが体力、気力、財力にかなり制限があるので多くの人ができるとは限りませんね。そんな中でこの試みは本当良いことだと思います。

 

なお、この記事のサービスでもう一つ面白かったのが、送迎車はいかにもデイサービスという白いワンボックスカーをやめて黒のトヨタアルファードを採用している点ですね。確かにデイサービス通っていると知られるのが恥ずかしいという気持ちわかります。本当、男ってちっぽけなプライドですが捨てられないんですね。

 

ちなみに、自分が年をとったときボケない限り、お金にならなくても何かしらのプログラミングをやっていないですね。目も悪くなって、今の2倍くらいのフォント表示して、複雑なプログラムはフローチャートを書いてからでないとできないかもしれませんが、老後の暇つぶしとしてやっていたいですね。