今回の散歩は新橋駅。
小石川後楽園で紅葉を見た後、浜離宮の紅葉も見るために新橋駅に移動しました。
サントリー角ハイボールの広告が似合う駅、サラリーマンの町「新橋」ですが居酒屋が多い西側ではなく汐留のある東側を散歩します。
先ず、目についたのはこの巨大ポスターの下にある蒸気機関車D51の車輪と
鉄道唱歌の碑。鉄道唱歌とは誰でも覚えやすく歌いやすいメロディーにのせて各鉄道路線で順番に駅とその観光スポットを紹介する唱歌。5集334番まであるとんでもない歌だが、その第1週東海道線の1番で「汽笛一声新橋を~」と歌われているのがこの新橋駅。鉄道発祥の地であり、この歌が作られた明治時代は東海道線の始発駅だったんですね。
個人的には鉄道唱歌と言うと子供が小さいころ見ていたEテレのクインテットで流れていた山手線バージョンが好きですね。東京、神田、秋葉原~
道を間違えて駅から南に行くと国道15号線(第一京浜)があり、そこにはヤクルト本社ビルがありました。
僅かですがビルの上にYakultの看板が見えます。
ビルの下には前日(11月27日)日本一を決めたばかりのヤクルトスワローズのマスコット「つば九郎」が描かれたヤクルト専用の自動販売機がありました。たまたま歩いていた道路でラッキーアイテムに出会えた感があります。
こちらは汐留シティーセンタービル。富士通の本社、全日空グループの持ち株会社など錚々(そうそう)たる大手企業が入っています。個人的には最近PCソフト買わなくなったので見かける機会が減りましたが、ソースネクストが入っていたのがちょっと懐かしいです。
駅に戻り、改めて南西方向に進むと「ゆりかもめ」の新橋駅の入り口があります。
この先には汐留の日テレタワーがありますが今回はスルーします。
劇団四季劇場「海」があるショッピングモール「カレッタ汐留」としても有名ですね。
こちらは南から見た電通本社ビルです。なお、Wikipediaによると2680億円ほどで間もなく売却されるそうですが。
この後、浜離宮に向かいましたがそちらは次回の記事で報告します。
そして、浜離宮の帰りに面白いものを2つ見つけました。
一つ目は線路のないところにある踏切。
踏切の前には道路しかないです。
どうやら、昔築地市場から国鉄汐留駅へ貨物を運ぶ線路があったそうで、国鉄廃止で不要になったが地元の人たちの要望によってこの踏切だけ残ったそうです。
そしてもう一つの怪しげな建物はこちら。
中銀カプセルタワービルです。看板は「ヒル」になっていますが。
こちらは建築家黒川紀章の代表作で、おそらく建築デザインをかじった人ならば誰もが知っている有名な建築物です。
あの丸いのはガラス窓です。1970年代の人たちが思い描いた近未来の部屋を実際に作ってしまったとんでもない集合住宅ですね。(部屋の中の様子はWikipedia参照)
こちらは近々取り壊されるそうで一目見たい人は早めに訪問してください。
(つづく)