と言っても桜木町駅から徒歩4分くらい。写真も桜木町散歩したときとのものが混じっています。
この辺りからはランドマークタワー、エアキャビン(ロープウェイ)、インターコンチネンタル、観覧車などのみなとみらいの代表的な施設が一望できますが、今回はこのエリアより東側を散歩します。
先ず、こちらは2020年に完成した地上32階、地下2階の横浜市役所のビルです。
市役所と言っても政令指定都市なので住民票の発行などは区役所が行います。
一般の人はあまり用がない役所ですが、東京23区の特別区を除けば大阪市、名古屋市よりも多い370万人が住む日本一の都市の役所だけあって大きいですね。
中には吹き抜けのイベントホールがあり、また、ラクシスフロントという飲食店や元町ユニオン、セブンイレブンなどがショッピングエリアになっていて、一般の人でも自由に利用できます。
休憩用のソファーもあるが、ここ自身が人気のあるスポットではないので観光客が少なく、散策して疲れたときにゆっくりできる無料のスポットとしてお勧めですね。
ちなみにこの時の2階フロアに春節(中国の旧正月)にちなんだオブジェや写真が展示されていました。中華街のある横浜らしいですね。
建物の外には大岡川沿いにカフェがあるほか、煉瓦造りの導水管などの近代の歴史遺物が展示されています。
こちらは市役所の前にあるのは大正15年(1926年)に建てられた旧横浜生糸検査所付属倉庫事務所。この辺りは最近のビルに交じって、大正時代や昭和初期の歴史的建造物が多く残っていたりします。
それと隣接するこちらの神奈川県第二合同庁舎も旧横浜生糸検査所の建物です。ただし、こちらは1990年に一度解体し、23階の構想ビルに立て直し、低層部分を古い建物を再現したものです。東京丸の内のKITTEとかと同じですね。
旧横浜生糸検査所前にあるこちらのビルの下層部は1929年(昭和4年)に旧第一銀行横浜支店(旧横浜銀行本店別館)の建物です。
デスノート他、映画やドラマで数々の事件が起きている銀行です。現在、この建物は特に何も使われておらず、横浜市の方でその活用方法についていろいろ模索しているそうです。個人的にはリモートワークができるレンタルオフィス&カフェがいいですね。
この建物の近くには「日刊新聞発祥の地」の記念碑があります。1870年(明治3年)にこの地で横浜毎日新聞が日本で初めて日刊新聞として発行されたそうだ。ちなみに横浜毎日新聞は今ある毎日新聞とは別系統で今は残っていません。
(つづく)