前回の横浜イセザキモール散歩の続き。
続きだが、改めて出発地は横浜市営地下鉄ブルーラインの伊勢佐木長者町駅から。
ときどき「伊勢佐木長者町」は長い名前の町名と勘違いする人がいますが「伊勢佐木町」と「長者町」が合体した名前。しかし「伊勢佐木町」の「町」は省略し「長者町」は「町」を残したため、こんな誤解を生むんでしょうね。と言っても「伊勢崎長者」だとしまりが悪いかも。
駅の前には大通り公園という公園があります。運河を埋め立てたため、平均幅30mに対し、総延長は1200mという細長い公園です。ちなみにこの下を地下鉄が走っています。
夏は子供たちで賑わう水場もあります。
ちょっと楽し気な彫像が立っていたりします。
再びイセザキモールに戻ります。
ここにはお疲れの彫像があったりします。なんか面白いポーズが多いかも。
こちらは質屋の立体看板。貴金属をジャラジャラしている恐竜とは個性的ですが、悪徳商売っぽいネガティブな演出では?
イセザキモールを外れて鎌倉街道方面へ。こちらはミニシアターの横浜シネマリン。
聞いたことないタイトルだらけの渋い映画館です。
そして、ここにあるビルは、
RFラジオ日本のビルです。ラジオ日本と言っても神奈川ロカール。一応東京、千葉、埼玉でも聞けるには聞けますが電波は強くなく知名度は低いですね。
実家のある静岡県三島は箱根があるので関東のAMラジオはニッポン放送が聞けるくらいでしたが、電波の状態が良い天候の時はこのラジオ日本や文化放送が聞けました。
最近AMラジオは本当聞いていないので、なんか懐かしいです。
牛鍋の元祖はこの近くにある太田なわのれんさんらしいですが、こちらも明治から続く老舗。
こちらは普通の理容店ですが長者が集まるサロンってリッチな感じがしますね。
最後はこちら。「現在修復作業中」の無粋な紙が貼られたピアノの記念碑。
伊勢佐木と言えば「伊勢佐木町ブルース」
50代以上の人じゃないとわからないかもしれませんが、 タララ、ラッタラッタラン、アーンのあの歌です。
子どものころ、真似して親に怒られるあの曲です。
ここに建っているCROSS STREETはライブが行える多目的スペース。こちらのホームページによると「新しい世代のストリートミュージシャンが、このライブハウスを通じて、様々な文化、音楽そして人と交差(クロス)する場所になってほしい」と言う思いを込めて、ゆずが命名したそうです。
今はこざっぱりした商店街ですが、昔は妖艶な青江三奈さんのブルースが似合うような混とんとした街だったかもしれませんね。
ある意味、ここは横浜らしい横浜だったのかも。