未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

早稲田 穴八幡宮で高田馬場のルーツを見る

今回の散歩の出発地は東京メトロ東西線早稲田駅

早稲田と言って先ず思い出すのは早稲田大学ですが今回はパスします。

そもそも早稲田は地名。由来はいくつかありますが、神田川周辺の水田の多い地域で凶作に備えて早い時期に田植えをする田があった事から来ているとか。

早稲田小学校早稲田大学とは関係ない地元の公立小学校ですが、開校は1900年と歴史ある学校ですね。一応、ここを卒業すれば「早稲田卒」となるのかな。ただし、新宿区に住むというのはちょっと難しいですが。

この小さな公園

早稲田公園。早稲田時代はよく遊んだよと言える場所でしょうか。

こちらクロステレビ。放送局ではなくテレビ番組制作会社で、箱根駅伝プロ野球のナイターなどのスポーツ中継、NEWS ZEROめざましテレビなどのニューズ、報道番組、そして笑点秘密のケンミンSHOW、なんでも鑑定団などのバラエティーなどのいろんな番組に関わっているようです。裏方とはいえ、このロゴはよく見かけますね。

こちらの馬場下町交差点そばにある朱色の鳥居は穴八幡宮の鳥居です。

八幡宮というと冬至に頒布される「一陽来復御守」が有名です。商売繁盛や出世、開運にご利益があるとか。実は一番混雑するのが冬至の日で頒布時期は節分までの毎日。ここを訪問したのは1月だったで手に入れられたのですが知らずにスルーしてました。残念。ちなみに初穂料(価格・値段)は家の壁に貼るタイプが1,000円、財布などに入れて持ち歩くタイプが400円だそうです。

こちらは光松門。左右には仁王像ではなく、

二頭の白馬。

こちらは馬にしては可愛らしいものが見えているタイプ。

こちらが拝殿

こちらは撫で布袋尊像。撫でられすぎて顔とお腹が黒いですが。

鳥居の横には流鏑馬銅像

江戸時代、暴れん坊将軍徳川吉宗が世嗣の疱瘡平癒祈願でここで行ったのがこの流鏑馬神事に始まりだとか。だから、光松門にも神馬が祀られているですね。

そもそもこの辺りの地名である「高田馬場」も高田にあった「馬場」(馬術の稽古場)という意味ですからね。

そして鳥居の脇にある参道を上る放生寺があります。神仏習合が行われていたころの穴八幡宮を管理する別当寺になります。

こちらは一陽来福、融通・虫封観世音とも呼ばれている。融通=滞りなく通じると言うことで商売繁盛のほか、最近では人間関係の融通円満を祈願としても人気があるとか。

こちらには何か石板の上を人が歩いています。

よく見ると番号と寺の名前があります。

最後は八十八、、、つまりここは四国八十八カ所参りができるところです。八十八カ所霊場全ての寺の砂がこの下にあり、「南無大師遍照金剛」と唱えながら回るだけで四国八十八カ所参りすると同じ功徳を受けることができるそうです。88歩で完了するなんてかなりリーズナブルですね。

こちらは神変大菩薩、じんべんさんです。神変大菩薩は別名、役行者(えんのぎょうじゃ)。山野を駆けて修行していたことに由来し、特に足腰の弱い方を救いになるとか。

そんなこともあり、絵馬は草履を模したものになっていますね。

いや、なんかこの辺りはいるだけで運気が上がってきそうですね。

(つづく)