未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

ディープな横浜黄金町からハイソな紅葉坂へ

今回の散歩の出発地は横浜黄金町(こがねまち)。最寄り駅は京浜急行黄金町駅

黄金町というと昔、娼婦の街として有名だったのですが、警察が気合入れて検挙した結果、今ではだいぶ住みやすい街に変わったそうです。

駅のすぐそばの太田橋。ここを流れる大岡川を渡ると伊勢佐木町

つまり、このあたりは横浜を代表する繁華街の裏通りエリアと言えますね。

大岡川の前には小さな店舗がずらりと並んでいますが、元はとあるサービスを受ける店だったそうです。

こちらは昔ながらの日本旅館「山城屋旅館」です。温泉街にあるものとは違いビジネスホテルみたいな感じで利用するみたいです。

そしてこちらは「人間用セルフコイン」?

セルフコインって何? 人間用って何?

答えはコインシャワーです。ここに訪れたのは2022年1月ですがその時点で10分間300円。なかなか他の街では見ない施設ですね。確かに銭湯だと大人500円(神奈川県、2022年9月での値上げ時)なので安いといえば安いです。それにしてもセルフという言葉をつけているが、セルフでないシャワーっていったい何でしょうね。

ちなみに衣類用の洗濯機もあります。かなり、懐かしい感じがしますが。

ちなみに、このあたりはなぜかコインランドリーが多いですね。

こんなちょっとオシャレな感じのもあります。

この年季の入った看板も渋いですね。

ガビガビなのはともかく、マスコットも含めどうみても次世代とは思えないのですが。

電灯でしょうか。

このあたりはどこか時間が止まっている感じがしますね。

こちらは、、、うん?

横浜市立東小学校の壁画。なかなかインパクトあるデザインですね。

そんな感じで歩いていたら隣の日の出町駅へ。

ここは昔クルマで良く通ったのですが、間違ってはいないけど品川も三浦海岸も結構遠いだけにこの案内にいつもツッコミいれてましたね。

そこから野毛を横目に北へ進むと横浜の総鎮守であり、関東のお伊勢様とも呼ばれる伊勢山皇大神宮へ。創建は1870年(明治3年)と新しいですね。

祀られているのは天照大御神

絵馬は天岩戸をアメノタヂカラオを動かして隠れていた天照大御神が登場する直前の描写ですね。光で神を表現するとは。

そしてこの神社のすぐそばには結婚式場の伊勢山ヒルズがあります。

純和風の建物からガラリと変わり小規模ながらも豪華なつくりの教会と西洋色が濃いものに。ある意味、横浜らしいですね。

この建物の前の通りは紅葉坂小説やマンガなどに時々登場していますね。

モミジの葉を模したオブジェがあったりします。

そしてこの傍には神奈川県立の図書館や音楽堂、

能楽堂など文化施設があったりします。

紅葉坂を降りればみなとみらい。利便性が高いということで、この辺りは高級マンションが立ち並んでいます。黄金町、日ノ出町から500mも離れていませんがギャップが激しいですね。

なお、能楽堂の裏にある掃部山(かもんやま)公園には井伊直弼の像があります。横浜と井伊直弼というのはあまり関係なさそうかと思っていましたが日米修好通商条約を実質的に推し進めたのは井伊直弼なので確かに横浜を開港の立役者とも言えなくはないですね。