未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

長年の夢であった伊豆河津で桜を見る

今回の散歩はちょっと足を伸ばして伊豆の河津です。

目的は本場河津での河津桜花見です。20代のころから一度は見たいと思ってはいたが混雑しているニュースを見て躊躇してました。しかし、こういうことは足腰が丈夫な50代のうちにやっておこうと一念発起。満開情報を確認した先週末2月25日(土)に決行を決めました。

朝5:00に起床し出発。東海道本線熱海駅から伊東線伊東駅から伊豆急行線に乗り換え特急、新幹線を使わない3時間以上の長旅です。幸いなことにそこまで電車は混雑しておらず全員が着席できるレベル。ずっと座れたのはラッキーでした。

到着は9:00ちょっとすぎ。駅看板を見るとピンクの桜の花。かなり桜に力を入れている感じがします。

駅前には伊豆の踊子銅像。まもなく、この二人のマスクも外されるのかな。

駅の西側を見ると桜並木らしきものがあります。

桜の名所はこの先の河津川沿いになりますが、駅前から川に向かう小さな通りも桜並木になっています。

通りには土産や歩き食べできる物を売る露店が並んでいます。

中にはこんな干物屋も。

並べている最中でしたがなかなか壮観ですね。

駅から3分くらい歩くと河津川に到着。こちらは少し下流に行ったところにある館橋からの風景。

桜のトンネルです。駅からも近いためか、朝9:30くらいでも結構人がいますね。夜はライトアップされるそうですが、ちょっとその風景も見てみたいですね。

こんどは反対の上流側に向かって進みます。折角、満開の桜ですが曇り空で花のピンクが映えないのが残念です。

しかし、20分くらい歩いたら雲がなくなり青空に。やはり、桜と青空の組合せはいいです。さらに菜の花の黄色も混ざると春という感じが増しますね。

滅多に来れないだけに晴天に恵まれると本当嬉しいですね。

来宮橋を超えると桜の密度が濃くなります。駅から離れますがここまで来ずに折り返す人もいましたが勿体ないですね。

途中、飲食の露店の他、採れたての農産物を売る店もあって賑わっています。まだ、10:00前なのですが。

豊泉橋を過ぎると露店がなくなり、少し混雑が減ってきます。

河原に降りて眺めるのもいいですね。

かわづいでゆ橋まで来るとだいぶ人が減ります。

この先に見える高台は涅槃堂桜見晴台のようですが後半の体力を残すため、ここで駅方向に戻ることにしました。

往きは川の東側を歩いたのですが、帰りは西側を行きました。

こちらのほうが人は少なめですが、それでも10:30過ぎると結構います。

もっと駅寄りのあたりで、昼過ぎとかに来たら激混みでしょうね。

途中立ち寄ったのが峰温泉大噴湯公園

残念ながら行ったときは丁度終わった所ですが、こちらで湯が30mまで吹き上がります。1時間に1回、1分だけのショーなので見たい人は事前に時間をチェックしてください。

なお、ここでは生卵を買って温泉卵にして食べることができたり、こちらの無料の足湯を楽しむことができます。

最後に寄ったのはこちら河津桜の原木。1955年に川沿いで偶然見つけたこの苗木が元祖のようです。樹齢は約70年くらいでしょうか。河津桜は最近、早咲きの桜として日本各地で見ることができますがその元祖だと思うとちょっと感動しますね。

この辺りは川から外れたところにありますが、普通の家にも立派な河津桜があったりします。

この家は生垣からはみ出している点がお茶目ですが。

満開の時期が短い点はソメイヨシノと同じで一週間後の今週末は一部エリアを除き、だいぶ散っているそうです。これを見て興味を持った人は来年チャレンジしてみてください。その際はこちらで毎日更新される開花状況を参考にしてください。

www.kawazuzakura.net

 

おまけ:自動車で行く場合は駅から離れた場所(豊泉橋より上流)の方が桜も綺麗ですのでおすすめです(10:00前には渋滞が始まっていて駅に近いほど待ち時間が長くなるので)。なお、公営駐車場以外にも空き地を1回1000円で貸しているところが結構ありましたのでこれを利用するのも良いですね。