千駄ヶ谷散歩の続き。
千駄ヶ谷駅はJR中央線各駅停車の小さな駅で乗り換えできないかと思いきや、歩いてゼロ分の場所に都営地下鉄大江戸線の国立競技場駅の入り口があります。

これだけ近ければ千駄ヶ谷駅でも良かったと思いますが、国立競技場の最寄り駅という点を前面に押し出したかったのでしょうね。

駅北側には明治神宮外苑アイススケート場があります。あまり知られていない地味なスポットになりますが。

そして道を挟んで南側にあるのが有名な国立競技場です。2020東京オリンピック(開催は2021年)のメイン会場であり、日本スポーツの頂点にある競技場と言えますね。

昔のフォルダ(2018年)を探すと建設中の写真があったりします。何か大きなものが作り上がっていくのを見るのはちょっと楽しかったですね。

国立競技場の設計は隈研吾。彼の作品の特徴である木をふんだんに使っていますね。
それにしても下から見上げると本当デカいですね。

階段の下に看板があります。

この時は特に催し物はないようですが、どうやら「空の杜」というエリアには入れるみたいです。階段を上って行ってみます。

こちらが空の杜。植樹されているスタジアムを囲む回廊ですね。
所々に休めるベンチがあり、

中には早咲きの桜もあるのでちょっとしたお花見もできます。

ここの高さは5階ということで結構眺めがいいです。
こちらは北西方向、近所の東京体育館にバックは新宿のビル街。一番目立つニューヨークを感じるとんがりのビルは代々木のドコモタワーですね。

こちらは西側の景色。画面右側に見えるのは、

富士山ですね。上空は風が強いのか、雲というか雪煙で一部隠れていてわかりにくいですが。

南側は明治神宮外苑。神宮球場が見えます。そう言えば手前にあった神宮第二球場は既に取り壊されて更地になっています。ここには新たに秩父宮ラグビー場移設という形でラグビー場が建設されるそうです。少し寂しいですがだいぶ老朽化していたので仕方ないですね。

また、この日は外苑の道路を使って自転車競技が開催されていました。東京体育館、国立競技場、神宮外苑とバスケ、バレー、アイススケート、陸上、サッカー、野球にラグビーと本当この辺りはスポーツの聖地ですね。

東には神具外苑の聖徳記念絵画館が見えます。

そして北東方向には慶応大学病院ですね。著名人の利用も多く、田中角栄、岡本太郎、石原裕次郎、夏目雅子などがここで最期を迎えていますね。個人的にはZARDの坂井泉水が亡くなったのが一番心に残っていますが。

国立競技場を後にして北へ。国道20号線甲州街道の四谷三丁目近辺をぶらり。

こちらのビル、非常用の螺旋階段が美しいですね。

こちらの真ん中のビル、正面から見ると

ランダムなベランダの形状が面白いですね。

こちらの駐日韓国文化院のビル、正面から見ると左側の建物が斜めになっていて、

さらに横から見るとS字カーブになっています。この辺りは個性的なビルが多いですね。

甲州街道という大通りに面しているのでちょっと目立たせたくなるんでしょう。なお、こちらは普通の不動産ですが、四谷はすぐ隣は新宿なので地価も高いんでしょうね。
