川崎駅散歩のつづきです。
駅南東側のバスロータリー傍に坂本九の歌碑があります。40歳以下の人はあまり知らない顔もしれないが坂本九は代表曲「上を向いて歩こう」がアメリカのビルボードで3週連続1位(なぜか曲名はSUKIYAKIで売り出されていた)になったという伝説的な昭和の歌手。この伝説的というのは凄い大物歌手といううより、520名が亡くなった1985年の日本航空123便墜落事故の犠牲者で若くしてなくなったため。出身はこの川崎駅のそば。JR東海道線川崎駅の発車メロディーに「上を向いて歩こう」が使われていて今でも川崎市民に愛されていますね。

さて、川崎駅前と言えば前回の記事で書いた西側のショッピングモールのラゾーナが有名ですが昔から知っている人にとっては東側の地下街「アゼリア」のほうが馴染みがありますね。
改札前のコンコースをエスカレーターで地上に下りると

アゼリアへの入り口があります。

さらにエスカレーターで降りて地下街アゼリアに行きますが、こちらの白いカプセル型のアゼリアの看板が出迎えてくれます。正に「今はもう動かない」ですが、こちらは「からくり時計」で毎正時になると人形の楽団が出てくる演出がありましたね。


こちらのアゼリア地下街の延べ床面積は約56,000㎡、東京ドーム約1.2個分、全国でも大阪梅田、名古屋に次いで全国3位の広さです。都道府県庁所在地でもない一都市の地下街としてはこの広さは凄いですね。よく道を一本間違えて、目的の店に着かず、ウロウロした思い出がありますね。


アゼリア内を東側に向かい地上に出ると、仲見世通りのゲートがあります。

ゲートの上にある彫像はなぜか酔っ払い。いかにも川崎という街を代表してますね。

そして、これが川崎の繁華街という感じの通り。
ラゾーナができて川崎駅周辺のイメージが少し変わったが、工場地帯が近くにあり、そこの労働者が明日の活力のために寄るような飲み屋が多い、この煩雑な街がザ・川崎ですね。ちなみにラゾーナがある西側は川崎市幸区で、こちらの東側は川崎市川崎区。真の川崎ですね。

仲見世通りを横切るのは銀柳街のアーケード街。アーケードができたのは1960年代、1991年の改修でステンドグラスが採用されたようです。

なかなかレトロ洒落てると思うがここは川崎。新川通と交差する南西の出口に来るとパチンコ屋。

さらにその向かいの通りには

3軒のパチンコ屋が並んでいる。今時、こんなに密集して競合してもやっていけるってどんなにニーズがあるんだ?



パチンコ以外にもおしゃれとは程遠いが明らかに旨そうなオーラが出ている焼肉屋があるのも川崎らしい。こちらの大将軍とか、

食道園とか。

と言っても焼肉はさすがに高く、川崎に通勤してた時はもっぱらその傍の普通の中華居酒屋をよく使ってましたね。紹興酒ボトルで入れて一人3,000円で5時間くらい飲み食いしてました。いやぁ懐かしいです。

(つづく)
おまけ
どうしても川崎駅周辺だと個人的な思い出が多くあり、そちらを語ってしまいますね。
こちらの銀柳街のドトールの2階、昔は普通の喫茶店でした。社会人1年目の4月、研修が終わった金曜の夜、飲みに行こうとここを通った時、この喫茶店の下に人だかりができてました。見上げると窓の向こうから森口博子さんが微笑みながら手を振っていました。(おそらく「夢がMORI MORI」のショートドラマの撮影かと) 街歩くだけで芸能人に会えるなんて東京ってスゴイと思ったお上りさんでした。(実際は神奈川だが)
