武蔵小杉散歩のつづきです。
武蔵小杉にタワマンがたくさんできた理由ですが、ひとつは大きな工場が撤退して駅傍に広大な空き地ができたことが挙げられます。戦前、南武線と一緒になる前の東急東横線の武蔵小杉駅は工業都市駅という名前になるくらい工場が多く、この辺りには不二サッシ、東京機械製作所、日本国際電気(現:日立国際電気)などの工場がありましたが、21世紀に入り撤退または別の地域への移転が行われました。
そして、もう一つの理由は鉄道の便が良くなったこと。
以前の武蔵小杉駅はJR南武線と東急東横線の2本だけでしたが2000年に東急目黒線、2010年にJR横須賀線が停まるようになりました。また、東急では目黒線が都営三田線、東京メトロ南北線、埼玉高速鉄道、東急東横線がみなとみらい線、東京メトロ副都心線、西武池袋線(有楽町線)、東武東上線、さらに新横浜線もできて相鉄本線、相鉄いずみ野線と直通運転。JRでは湘南新宿ライン、埼京線が加わり、羽沢横浜国大駅経由で相鉄線にも接続。
都内の巨大ターミナルの東京、品川、渋谷、新宿、池袋、さらに立川、川崎、横浜、大宮、千葉などの地方都市もに乗り換え無しで行けたりします。
本数は少なかったりしますが成田、熱海、鎌倉、川越、宇都宮、高崎などの観光地にも1本で。さらに成田エクスプレスや踊り子号などのJR特急も停まったりします。
つまり、関東+静岡の8都県に一発で行ける巨大ターミナルに成長。
このおかげで個人的にも週末の鉄道散歩が捗るというわけで。。。
で、こちらが東急の武蔵小杉駅東側のバスロータリー。

大きくはないですが駅ビルとして東急スクエア、隣接してららテラスのショッピングモールがあります。

駅前のオブジェはかつてあった工場の象徴である歯車が組み込まれていて、また何となく川崎市出身の岡本太郎テイストを感じますね。

東急の駅構内もブレーブスと

フロンターレにジャックされています。

駅ホームにはフロンターレラッピングの自動販売機も。

東急の西側は広場で週末よくイベントが行われていますね。


駅ビル東急スクエアの上はタワーマンション、

そして、その5階、6階は中原図書館、駅直結で、平日なら21:00までやっています。
本当便利です。

時々、川崎市に縁がある藤子F不二雄のこんなイベントも。


ただ、人口に比べて所蔵数は少ないので人気の本は1年以上待たされるのが残念ですね。

その西側にはKosugi 3rd Avenueという小さな商業エリア。自家製酵母を使ったベーカリー&たカフェやオーガニックスーパーのBio c' Bonとか洒落た店が入っている一方、以前ここにあったメガネ屋や中華屋もテナントとして入っています。ちなみに"3rd"の名称は小杉町三丁目からきています。

そして、建物も昔のままというのがイトーヨーカドー。ちょっとほっとする存在です。

次はJR武蔵小杉駅の中へ。有名な話ですが南武線から横須賀線のホームまでは結構離れています。南武線下りホームを降りて東に向かって通路をひたすら歩きます。

さらにひたすら。先に動く歩道が見えます。

動く歩道も長いです。降りた先でもう一本動く歩道があり、それを抜けると

長い通路、マジ長いです。この先、右方向にまた動く歩道があり、それを抜けるとやっとホームへのエスカレーターが見えてきます。慣れていてスタスタ歩いても5、6分はかかります。それでも昔は鹿島田と新川崎の異なる駅間の普通の道を歩いたので、雨に濡れない分だけマシですね。

ちなみに横須賀線のホームに行くと新幹線?

上りホームからは東海道新幹線が見れます。ここから乗れないのが残念ですが、品川駅まで9分、新横浜駅は東急なら10分で行けますので贅沢は言えませんね。なお、横須賀線が武蔵小杉駅に停車するようになった2010年、品川駅まで380円かかったのが160円とかなり安くなりました。JRの料金のルールは駅間の最短経路の距離で計算するので、南武線で川崎駅まで出て東海道線で品川駅に行ってもこの値段です。荷物が大きかったりして、どうしても長く歩きたくないときは時間かかりますがそれもアリですね。

(つづく)