未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)自宅だけど自宅じゃない警備員

2024年の妄想ブログ:

かつてビル警備と言えば、60代リタイア男性の定番の仕事だった。しかし、近年、ドローンを使った飛行型、ルンバのような自動掃除機から発展した走行型の"自立移動監視カメラ"が登場。さらに、それら監視カメラの情報を収集し、自動で異常をAIで検出するサーバサービスが登場して、無人のビル警備がかなりシェアを伸ばしてきた。

しかし、昨年発生した監視サーバのハッキング事件や自立移動プログラムの流出事件により、一部のビルオーナーがこのシステムに不信感を抱くようになった。そこで新しく登場したのが、有人監視を組み合わせたサービスだ。

このサービスは、監視カメラ関連は無人システムと同じだが、飛行/走行は"人"が操作。また、異常検出もAIに加え、"人"も目視するようになっている。もちろん、昔ながらの現場を人が見廻る方法と比べると、ネットワークが乗っ取られるなどのリスクはあるが、複数ビルを一人で担当することができ、事件時に備えた雇用者の保険費用が不要なため、コスト面でのメリットは大きく、にわかに脚光を浴びているそうだ。

なお、この"人"の業務は、自宅で行えるということで、”引きこもりニート”の再就職先として人気があるとか。昔、自虐的に自分たちを"自宅警備員"と呼んでいた人たちが、本当の警備員をなるとは。