2024年の妄想ブログ:
かつてビル警備と言えば、60代リタイア男性の定番の仕事だった。しかし、近年、ドローンを使った飛行型、ルンバのような自動掃除機から発展した走行型の"自立移動監視カメラ"が登場。さらに、それら監視カメラの情報を収集し、自動で異常をAIで検出するサーバサービスが登場して、無人のビル警備がかなりシェアを伸ばしてきた。
しかし、昨年発生した監視サーバのハッキング事件や自立移動プログラムの流出事件により、一部のビルオーナーがこのシステムに不信感を抱くようになった。そこで新しく登場したのが、有人監視を組み合わせたサービスだ。
このサービスは、監視カメラ関連は無人システムと同じだが、飛行/走行は"人"が操作。また、異常検出もAIに加え、"人"も目視するようになっている。もちろん、昔ながらの現場を人が見廻る方法と比べると、ネットワークが乗っ取られるなどのリスクはあるが、複数ビルを一人で担当することができ、事件時に備えた雇用者の保険費用が不要なため、コスト面でのメリットは大きく、にわかに脚光を浴びているそうだ。