2019年の妄想ブログ:
最近、スクープカメラアプリで大金ゲット!という陳腐な宣伝をよく見かける。
このスマホアプリは、起動すると3秒後に動画撮影が自動的に開始。15秒で録画が終了し、事故、災害、動物、おもしろなどのタグリストが表示される。その中から状況にあったタグをチェックし、OKボタンをタップすると、動画をスクープカメラアプリ運営のサーバにアップし、そのリンクとタグをtwitterにツイートするというものだ。そのとき、ツイート本文には緯度経度とこのアプリ名のタグも付与されている。
このアプリそのものは大した内容ではないが、スクープカメラのビューアプリまたはWEBサイトでは、同一エリアでアップした人が多い順にランキング表示されたり、アップした地点を地図上で確認できるため、大きな事件、事故、火事、災害などが発生したことがすぐにわかったり、災害発生箇所周辺の映像を簡単に見ることができたりするのだ。
また、アプリの利用規約に、アップした映像を同社と商用利用契約した新聞やニュースに使うことを許可することが記載されているので、このアプリ会社と契約を結んでいる放送局や新聞社は、スクープを上げた個人に許可依頼することなく利用できるというわけだ。一方、ニュースなどで利用された場合は、そのスクープ度に応じて、利用料金が支払われ、その80%をスクープ動画をあげた個人がゲットできるという仕組みだ。
噂によると、最大で80万円をゲットしたがいるとか。
若干怪しげなサービスではあるが、法律や公序良俗に反した映像、芸能人のプライベート映像などをアップしたら即アカウント停止をするなど運用には力を入れているみたいで、実績や認知度が上がれば、すごいサービスになるかも。