2020年の妄想ブログ:
ラビットとは、マラソンのときに主力選手をサポートするために先を走るペースメーカーのこと。それは、風除けとしての役目もあるが、一定ペースで走り、まさにペースメイクする大きな役目もこなしています。
この番組では、練習中に使われているARサングラス「ラビットグラス」が紹介されていました。内容は単純なもので、目の前にラビット役のCGランナーがメガネのガラス面上に映し出され、最適なペースで装着者を導いてくれるというものだ。この装置はコーチ側のタブレットとネットで繋がっていて、コーチは湿度や気温の気候条件、および選手の心拍数、体温等からペースを微調整することができる。
また、選手側も、走行距離や平均速度などの情報なども見ることができ、客観的な数値で今の状況をリアルタイムに把握することもできる。その他、走行記録をサーバに保存したり、知人と交換できたりするので、昨日の自分や他チームのライバルをラビットとして競争することも可能で、トップ選手のモチベーションアップに非常に役立っているそうだ。
現時点では研究段階の装置だが、まもなく商品化されるとのこと。この番組での映像では、ラビットの映像は味気ないCG男性の姿だったが、このあたりの表現が工夫されたら(しかも応援音声付)、ヒット商品になるかも。ただし、交通事故にはくれぐれも注意を。