未来そうぞう日記

知的障害を持った息子と巡る日曜の東京、神奈川周辺の散歩、未来予想(妄想?)、そして気になる話題を報告します。

(未来予想)ラビットグラス

2020年の妄想ブログ:

22歳のとき、大学教授が強制参加させた校内の18kmマラソンに出たときを最後に、走ることと縁遠い生活をしてきたが、昨日テレビで流れていたマラソンとラビットを題材にしたドキュメントは面白かった。

ラビットとは、マラソンのときに主力選手をサポートするために先を走るペースメーカーのこと。それは、風除けとしての役目もあるが、一定ペースで走り、まさにペースメイクする大きな役目もこなしています。

この番組では、練習中に使われているARサングラス「ラビットグラス」が紹介されていました。内容は単純なもので、目の前にラビット役のCGランナーがメガネのガラス面上に映し出され、最適なペースで装着者を導いてくれるというものだ。この装置はコーチ側のタブレットとネットで繋がっていて、コーチは湿度や気温の気候条件、および選手の心拍数、体温等からペースを微調整することができる。

また、選手側も、走行距離や平均速度などの情報なども見ることができ、客観的な数値で今の状況をリアルタイムに把握することもできる。その他、走行記録をサーバに保存したり、知人と交換できたりするので、昨日の自分や他チームのライバルをラビットとして競争することも可能で、トップ選手のモチベーションアップに非常に役立っているそうだ。

現時点では研究段階の装置だが、まもなく商品化されるとのこと。この番組での映像では、ラビットの映像は味気ないCG男性の姿だったが、このあたりの表現が工夫されたら(しかも応援音声付)、ヒット商品になるかも。ただし、交通事故にはくれぐれも注意を。