2020年の妄想ブログ:
昨年、シニア向けでLINEがテレビ進出したが、関係者がそれを使っている老人を見て、あるアイデアがひらめいた。テレビ番組と連動して、音声の字幕をLINEで流したらどうかと。
字幕そのものは、昔からテレビ番組としてサポートされていたが、セリフにあわせて、数秒しか表示されないので、見逃さないように集中して見る必要があった。しかし、LINEならば10数秒見逃しても、セリフの「履歴」が残っているので、そんな問題もないのだ。
利用方法は簡単。各放送局の字幕サービスBOTとトークするだけ。後は番組に合わせて、音声テキストがトークとして、まるでシナリオ本のように、どんどんセリフが表示されていく。そのLINEを開いたスマホやタブレットをテレビの傍らに置いて見るでも良いし、2画面分割対応テレビならば、片方の画面でLINEを表示するもOK。実に簡単、便利!
当初、このサービス、シニア世代や耳の不自由な方をターゲットにしていて、一部の番組でしか対応していなかった。しかし、CM対応するようになったら3ヶ月足らずで、ほとんどの番組で採用するようになった。CM対応ではCMに合わせた字幕だけでなく、画像や関連サイトのリンクも貼られている。そのため、「詳しくはWEBで」のセリフの後にすぐサイトを見たり、注文やプレゼント応募などもできるのだ。そして、この便利さがCM効果を高めていることを各広告代理店が気づき、多くの番組で採用されたということだ。
また、いくつかの番組では、このLINEを利用した新たなサービスを模索しているとのこと。どんなのが出てくるのか実に楽しみだ。