2019年1月1日の妄想ブログ:
以前は会社の自動販売機のお茶を買うために、小銭を切らさないようにしていたが、最近は電子マネーが使えるようになって本当に便利になった。しかし、この便利な電子マネーも、昨年の北海道の大地震で停電時に使えないという弱点が露呈した。
また、それ以外にも電子マネーに弱点があることに今日1月1日に気がついた。それはお賽銭に使えないことだ。
いや、厳密に言えば使えないわけではない。現に東京港区にある出世の石段で有名な愛宕神社では、数年前から電子マネーでお賽銭を受け付ける装置が設置されているのだ。しかし、いちいち金額を入力する必要があるので、初詣のような混雑したときには利用できないのだ。
しかし、そんな弱点を逆手に取った商売が出てきたとネットで話題になっていた。それは、電子マネーで1000円入金すると、安っぽい絵葉書1枚と100円玉4枚と500円玉1枚をを渡すという商売だ。
明治神宮そばの原宿駅近くで、ハンディータイプの電子マネースキャナーを持った怪しげなおじさんが「100円玉いりますかー」と小声でしゃべりながら、背中には「Suica,PASMO,Edy,WAON,nanaco何でもOK」という看板背負ってウロウロしているとのこと。
普段現金を持ち歩かず、お賽銭のことを忘れていた若い人たちをターゲットにしているようで、100円の手数料は痛いが、ATMから現金を下ろす手間を考えると便利ということで、それなりに儲かっているようだ。
かなり、法的にグレーな商売だけど、今のところクレームは出ていない模様。それにしても、いろいろ考える人がいますね。