2019年の妄想ブログ:
東京、神奈川などの都市では「まいばすけっと」や「マルエツプチ」などの小型スーパーマーケットが流行っている。これらは規模や品揃えはコンビニ並みだが、生鮮食品が置いてあったり、普通のスーパー並みに値段が安かったりと、正にスーパーマーケットとコンビニの中間に位置するお店だ。
同じようなコンセプトをお風呂に取り入れたのが、駅前ミニスーパー銭湯だ。この銭湯は主に駅前の狭いオフィスビルを利用。だいたい1店舗あたり3~4階分を借りていて、よくあるパターンとしては一番下の階が受付と食事ルーム、その上の階が更衣室と休憩ルーム、そしてその上の階がお風呂とサウナだ。
この銭湯の一番の特徴はなんと男性専用で、女性用の施設は一切ないのだ。このため、かなり狭いビルでも出店できるのだ。これ以外にも以下のような特徴がある。
・風呂には窓がないが、3~4台の55V型4Kテレビで、自然の風景や夜景などの映像が流れている。
時間帯によっては、プロ野球、サッカーなどのスポーツ番組を流すこともある。
・受付で、缶ビール、日本酒、ツマミ(乾きもの)、缶詰は売っているが、食事は提供していない。
その代わり、持ち込み可能。電子レンジも使用できる。
で動画などを見ている人が多い。なお、マッサージなどのサービスはなし。
正に、スーパー銭湯ほどのサービスではないが、食事や休憩ルームがある分、普通の銭湯ととの中間に位置する銭湯だ。また、料金も2時間800円、3時間1100円とマンガ喫茶のような値段で利用できる。この値段で提供できているのは、狭いビルを利用しているのと人件費を抑えているためだ。特に人件費はサービスを限定することで、調理メンバーもいらず、だいたい1施設につき3人から4人で対応できるのだ。
現在、都内に3店舗だが売り上げは上々のようで、来年までに10店舗まで増やす予定。お値ごろでちょうど良い広さ(狭さ?)のビルを必死に探しているそうだ。
個人的には何回か使って、かなり気にっている。しかし、各階の移動はここのお客以外も使うエレベーターを共有するため、スーツ姿の人とリラックス館内ウェアで乗り合わせることもあり、それだけは未だに慣れないかな。