2026年の妄想ブログ:
3年前にここに書いた林業のアルバイトがさらにパワーアップしていた。
遠隔操作できるのがドローンだけでなく、レスキューロボットをベースにチェーンソー、草刈カッターなどを取り付けた「林業タンク」が登場。これにより、木材の伐採と運搬のほか、間伐や下刈り・つる切り(不要な木の間引きや木の周りの草やつるの除外)など、植栽以外の主な林業の仕事は行えるようになった。
また、ドローンが何らかのアクシデントで墜落したときの回収も「林業タンク」で可能となり、現場の人たちが捜索業務のために待機する必要がなくなった。これにより、作業員が少ないさらに奥深い山岳地域でもこの遠隔林業が普及するとともに、国や地方自治体が放置され、荒れた山の遠隔間伐を依頼するようになった。
そして、最近ではアルバイトではなく、本職として生計を立てる人もかなり増えてきた。中には放置された山を買い取り(彼らの間では課金と呼んでいる)、現地の人たちと協力して運用する人たちも出てきたそうだ。ちなみに、山奥の土地だと1平方あたり数10円だそうだ。つまり、1万平米でも数十万円で購入できるそうだ。
さらに一部の人は、山を林業用に使うのではなく、ドローンや「林業タンク」を使ったリアル対戦ゲームのフィールドとして運用しているとのこと。時にはサバゲー(サバイバルゲーム)とコラボして、人間 v.s. 林業タンクというイベントもやっているそうだ。
失礼な言い方かもしれませんが、引きこもりさんたちが、林業をここまで盛り上げるとは、まさに面白い世の中ですね。